あの方も悩んでた空き家問題・・・

皆さんご機嫌麗しゅう・・・

何とも言えない天気。今日はおはようソフトだったんです。五時集合なのに起きたの4時。。。

その後寝られず。。。

確実に年とってるな。。。

試合は引き分けだったんですが、何となくバッティング、上向いてきそうな予感がします

(※個人の感想です)

さて、今日もネット記事で申し訳ありませんが、この話題はどうしても触れねばならんです。

両親から継いだ実家を25年放置…松本明子(57)が明かす「実家じまい」失敗の顛末「1000万円以上の維持費を払った」

あの松本明子さん(我々世代は、松本明子といえば『電波少年』シリーズですよ。。。)

松本明子さん近影

が実家を相続してから手放すまでの顛末をまとめた、大長編の記事です。

※上のリンクは全4話の1話目に張ってあります。

この第一話目をざっくりまとめると

  • ご両親が夢の自宅を建てる(交通の便が悪いところ)
  • 松本さん東京で仕事順調
  • お父さんとお母さんを東京に呼び寄せる→ここから空家スタート
  • ご両親亡くなり、松本さん相続
  • 東日本大震災に影響受け、実家水回りを600万でリフォーム
  • 水道電気・建物の火災地震保険・税金で1000万円以上維持費に使っていた
  • ただ、誰も使う人がいないので、手放すことを真剣に考えだした…

で第二話以降、売却までの苦難の道のりが始まるのです・・・

詳しくは・・・

是非ご一読ください。実家じまいの苦労のほぼすべてが書いてありますので、、、

※なかでも20から30代のうちから、実家をどうするかについて興味を持って家族と話してほしい、というのはワタクシも膝を叩いて同意でございます。

はてさて、

実家(地方の)を相続し、売却を・・・という方は、大なり小なり同じ道をたどります。

ワタクシちゃんと読みましたがやっぱり出てくるこの話題

  • 建物内の残置物
  • 新築後40年以上たって、市場価値無しと評価される実家
  • タダ同然なら買ってもいいという購入希望者・・・
  • 毎年凝りもせず生える雑草群

で、

結局、維持管理費、リフォーム費用、残置物の処分費用で総額1800万円超のお金と、処分時の労力と時間を費やして、松本さんは希望金額、リフォーム代相当額の600万円で売却ができましたとさ・・・

に思えますが。。。

ワタクシ思うところがありました。

この記事では、室内がきれいにしてあるから売れた、とありますが。

・・・リフォーム代が600万円で、売値600万円

ということは

ゼロ円で手放したも同然。。。

おまけに、不動産屋の仲介物件だったら仲介手数料も発生します

(600万円の場合、消費税込みで264,000円)

すでにしてしまったリフォームについてはどうにもなりませんが。。。

何もしないで安く売ったほうがよかったのでは。。。

ここまで書くと、

お前はリフォーム業者にうらみでもあるのか?親でも殺されたのか?

と思われるかもしれません。

ろくでもない業者がいることは否定しません、

ワタクシ、リフォーム大好物です。リノベも大好物です。よきリフォーム業者さんにはいつもお世話になってます。

ただ何も考えずにリフォームしてしまうと、売却に際しては悪手になることもあるんです。

リフォームをしてしまうと

  • リフォームして住みたいお客様を逃す。
  • 流行り廃りがあるので、15年以上経過したリフォームや、個人の趣味が大きく反映されたリフォームは、購入する方をかなーーーり制限してしまう。

んです。

確かにすぐ住めるというのはメリットですが、それ以上にそこまでしてゼロ円で売れる物件にしかならないというのはデメリットのように思います。。。

立地、接道、間取り、築年、土地の形状等、不動産は基本的に唯一無二の商品です。

条件によっては、若干手を入れたほうが有利に売却できる物件もあります。

が、

築40年を超える古い一戸建ての場合、何もしないので安く売却するのが一番デメリットが少ないです。

※ただし、建物倒壊や、屋根など建材が飛散する可能性が無いことが条件です。

リフォームしたことによって、松本さんの様に

「リフォームしたんだから元は取りたい」

とか

「リフォームしたんだから高く売れるはず」といった心が働くんですよ。人間。

だからこそのそのままです。

もう一つ、売主さんにとって大事なのは

「 売却するんだ!という覚悟を決める」ことです

むしろこっちの方が大事ですね。。。

売却考えている物件について

  • 父母との思い出がある・・・
  • さんざん苦労して手に入れた・・・
  • ローンの支払いが大変だった・・・
  • あの柱はとても良い素材だ・・・
  • この樹は子供が小さいころ植えて・・・

こういう心境を吐露されて、売るかどうかグラグラ迷っている相談者の方、結構多いんです。

わかります。わかりますとも。売るにしても踏ん切りがつかないその気持ち。

。。。でもそういう方っていざ売却の条件を決めて売り出しても

商談希望のお客様が現れると

ゴールポストを動かしだすんです。

こんな風に・・・

  • ○○○万円以下では売りたくない(それじゃ売れんてお話したのに・・・)
  • 値引きもNG(だからそれじゃ売れry)
  • 売却する土地範囲を突然小さくする(話違いますやん)
  • ○○○は置いていこうと思ったがやめる(それコミの価格だったのに)

迷っている間は、こういうことが頻繁に起こります。これでは

安心して商談を進められませんよね。。。

・・・だから、売るのであれば、明日売れてもよいくらいの覚悟を決めていただく必要があります。

お互いに納得して、どちらかだけが大損するようなことがない取引をしたいものです。

手放すために費用が掛かる場合もありますし、どのくらいのスピードで手放したいかにもよりますけど

何かする前に。。。

いじる前に、捨てる前に、解体する前にありのままの状態で、一度ご相談ください。

なぁに、悪いようにはしませんから。。。

という訳で、今日はここまで。Cyaoノシ

※数週温めていた不動産ネット記事、使い切ったでござる。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ページトップボタン
ページトップボタン