豪雨に思うこと。

梅雨のじっとりとした天気がつづいております。

まずは

今回の豪雨で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興を祈念いたします。

 

思えば昨年の8月にも九州で大雨被害があったんでしたね。。。大牟田訪問の後だったので、非常に心配だったのを思い出します。

こういう豪雨被害が報道されるとすぐに、

地球温暖化の影響だ、

異常気象

とコメンテーターが調べもしないで放言しまくり、そういう雰囲気に乗っかる自治体も出てくるわけです。

気候非常事態を宣言した自治体一覧

・・・

しかし、

本当に地球は温暖化して、日本はその影響で異常気象が起こっているんでしょうか?

WEBに非常に面白い記事がありました

「気候非常事態宣言」は不適切である。「気候危機」は存在しない。

元記事によると

  1. 台風は強くなっていない。
  2. 豪雨は過去の自然変動範囲よりも強くなっているとは言えない上に、地球温暖化の影響ははっきりしない。
  3. 猛暑への地球温暖化への寄与はごく僅かであった。

・・・

にわかには信じられないかもしれませんが、データで読み解くと
(以下引用)

  1. 台風
    台風は強くもなっていなければ頻発もしていない。これは統計的に明らかであり、IPCCもそう言っている。気象庁「気候変動監視レポート 2018」(以下、「レポート」)でも、台風の数に増加傾向は無い、としている。
    じつは日本には、近年は強い台風が来なくなった。図1は日本上陸時の台風の中心気圧のランキングである。1970年ごろまでは強力台風が頻々と上陸した。特に昭和の三大台風(伊勢湾台風・室戸台風・枕崎台風)は、大きな被害を出した。対照的に、1993年以来、このランキングに入る強力台風が無い。
    sugiyama200702_01
  2. 豪雨
    豪雨について、「レポート」では、長期的に大雨の日数が増加する傾向にある、としている(図2)。
    しかし、じっと目を凝らして下図を見ると、たしかに全体としては右肩上がりだが、よく見ると、1901-1940年までは低く、1940-1970年までは高く、1970-1990年は低く、1990-2018年は高い、というように振動しているようにも見える。特に、1940-1970年ごろは、最近とあまり変わらないぐらい大雨の日数が多い年があったように見える(ちなみにこのころには、上述のように近年では見ないような強力な台風が日本に頻繁に上陸していた)1940-1970年のころは、まだ人類のCO2排出は少なかったし、それに依るとされる地球温暖化も殆ど起きていなかったから、この大雨はCO2排出によるものではない。だとすると、近年の大雨も、CO2排出によるものとは限らないのではないか? あるいはCO2排出の寄与が幾らかあったとしても、それ以外の理由による増加も大きかったのではないか?IPCCでは1900年以降の地球規模の観測において「強い温帯低気圧の活動は増えていない」としている 。大雨については「強くなった地域の方が弱くなった地域よりも多い可能性が高いが、地域差が大きい」としているsugiyama200702_02
  3. 猛暑
    地球温暖化は、起きているといっても、ごく緩やかなペースである。日本においては、気象庁発表で100年あたり1.1~1.2℃程度である。なお東北大学近藤純正名誉教授によれば、気象庁発表には都市化等の影響が混入していて、それを補正すると100年あたり0.7℃程度であるとされる(下図)。100年あたり0.7℃とすると、子供が大人になる30年間程度の期間であれば0.2℃程度となる。0.2℃と言えば体感できるような温度差ではない。
  4. sugiyama200702_03

「レポート」には猛暑により「熊谷で最高気温が41.1℃になった」とある。
ではこれへの地球温暖化の寄与はいかほどか? もし過去30年間に地球温暖化が無ければ40.9℃であった、ということだ。40℃を超えるような猛暑の原因は主に地球温暖化以外の自然変動であって、地球温暖化はごく僅かにその温度を上げているに過ぎない。
平均気温についても同じようなことが言える。「レポート」では東日本の7月の平均気温が平年より2.8℃高かった、としている。これも、もし過去30年間に地球温暖化が無ければ2.6℃高かった、というだけのことだ。猛暑であることに変わりはない。
図3を見ると、年々の気温変動の幅もかなり大きいことが分かる。これら日本規模の気温変動に加えて、地域的にも気温の変動がある。更に、局所的にも、30年も経てば、気温を上げる要因は沢山ある。都市化することで、アスファルトやコンクリートが増えると、1℃ぐらいはすぐ暑くなる。家などが建て込むことで風が遮られても1℃ぐらいは上がる。水田が無くなるとその周辺では1℃ぐらいは暑くなる。地球温暖化で0.2℃上昇するという影響は、このような局所的な気温変化によってもかき消されてしまう。熊谷などで、人々が「猛暑」を感じているとしたら、その殆どは、以上のような地球温暖化以外の要因による暑さだ。
つまり「猛暑の原因が地球温暖化である」という言説には無理がある。地球温暖化は猛暑の原因の「ごく一部」に過ぎない。

引用終わり

如何でしょうか?

ワタクシも何でもかんでも逆張りしたいわけではありません。

まっとうなデータを出して、根拠のある提言をしてほしいだけです。

毎年多額の予算が環境問題関連として使われ、そこに利権が生まれ、出てきた政策がレジ袋有料化・・・

これのどこがセクシーなんでしょうかね?

日本は国土の6割が山林で、平地がものすごく少ないにもかかわらず、人口が多い国です。

無理して崖や傾斜地周辺に家を建てているところもあります。

治水が進んだ現代でも、大雨が降れば決壊し、危険な地域があるわけです。

危険な地域と安全な地域を分けて、安全な地域に居住を集中させれば、インフラ整備も抑えられるし、災害に強い都市づくりができる。

効果が分からない環境問題費用を、むしろそっちに使ってほしい。

それが巡り巡って省エネにつながるんだから。

人口減少の局面がチャンスなのでは?と考えてしまいます。

人口が減るんだから、都市のグランドデザインを描きつつ、取捨選択をしなければならない時期に来てるのは間違いありません。(ワタクシ一応不動産業者ですかからそれらしいこと言っとかないと)

これからの治世

感情ではなく、データを基にした冷静な判断を切に願います。

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