来週は七夕、晴れるだろうか・・・
と思ったら今年はあのふたり会えないのね(ゲッソリ)
さて、今回は物件の紹介です。
ブルーハイツ203号室 ※2020年7月時点の情報です。
賃貸には珍しい屋根付きガレージ物件で、都市ガス、広々ワンルームといいとこづくめ
内部はこんな感じです。(現在は入居中です)
このきれーなお部屋ですが、
告知事項があります・・・
なにか、というと中で入居者の方が病気で倒れ、お亡くなりになっております。
正直、同業者だと、これは「告知事項」にするほどの事故なのか?と思うのではないでしょうか?
中で半年も発見されなかったとか、自ら命を絶ったとか、刃傷沙汰があった部屋だとかならわかりますが、語弊がありますが、病気でお亡くなりになった=自然死ですからね。。。
人間、いつかはどこかで死ぬわけです。場所も時間も自分の思い通りというわけにはいきません。
それを、なにか悪霊でもいるかのように忌避するというのはワタクシ、亡くなった方への冒涜ではないかと考えます。(個人差があるのは100も承知ですが)
そもそもワタクシ、そんなことよりも生きている人間のほうがよっぽど怖いと思います。
最近、高齢化問題が別の言い方されることが増えてきました。
それは”多死社会”
Wikipediaより引用
多死社会とは・・・
高齢化社会の次に訪れるであろうと想定されている社会の形態であり、人口の大部分を占めている高齢者が平均寿命などといった死亡する可能性の高い年齢に達すると共に死亡していき人口が減少していくであろうという時期。[1]
2038年頃が多死社会の中でも特に事態が著しい時期であると予想されており、その頃に出生率が向上していない、あるいは現状よりも下がっているならば日本の人口減少が激しく、毎年国内の大都市の人口に相当するだけの人口減少が起こっているだろうと計算されている[2]。
総務省統計局の人口推計によると、西暦2011年(平成23年)を境に人口が急激に減少していることが確認出来る。
また、年齢階級別においては、0~14歳人口および15~64歳人口は減少し、65歳以上人口は若干の増加傾向にある。
また多死社会では火葬場の不足が懸念されている。
引用終わり
高齢者を念頭に置いたこの多死社会の概念ですが、老若男女問わず、今後アパートに限らず、自宅で急死する、なんてケースは増えるでしょう。
そもそも人が死ぬ、ということはごくごく自然なことです。それを事故物件扱いして、告知事項だなんだ・・・というのは、正直モヤモヤします。
ワタクシのエゴかもしれませんが・・・
すべての人が死は人生の一部だと受け入れられるような人格形成を望みます。
あ、
ちょっと哲学科卒っぽいですかね?
え、そんなことない?