皆様ご機嫌麗しゅう・・・
例年よりかなり多かった4月末の退去
ようやく全部終わりました。
今日は移動距離長く、こんな感じです
さて、家に求めるものは人それぞれ
でも、
帰りたくなる家であってほしいと、不動産屋としては思うわけです。
そのためには、部屋の居心地が良くなければならないわけです。
夏涼しく、冬は暖かく・・・
室温が一定に近い家であること、が大事かなと。
そのために一番大事なのがそう
断熱性能。。。
ようやくその大事さが世間一般にも広まっています。
一番メジャーな断熱リフォームは「窓」ですが
。。。はっきり言って
古い物件は窓だけやっても無駄です。
昭和50年あたりの築古は・・・
- 断熱材が入っていなかったり
- 施工がいい加減だったり
- 床下・天井裏の断熱が皆無(もしくはいい加減)だったり
なんですわ。
なので、古い建物は
スケルトンリノベーションをお勧めします
スケルトンリノベーション・・・屋根や柱等主要構造部を残しで全撤去して行うリノベーションです
今日は、そのいいところを皆様にお伝えしたい所存です(誰だよ)
利点その① 断熱材をキッチリ充填できる
今の職人さんは、断熱材の充填をさんざんやってきた方ばかりです。隙間なく、断熱材をキッチリ入れてくれます。(外れ業者もいないことはないですが・・・)
スケルトンは床も室内天井もばらすので、魔法瓶の様にぐるっと包めます。
利点その② 間取りを変えられる
ある程度柱の制限は受けますが、かなり自由に間取りを変更できます。今はやりのキッチンと家事室連携とかウォークスルークローゼットとか、かなえられまっせ
利点その③ 窓を減らせる
古い家は異様なまでにガラス面積が多いんですよ。。。適量まで減らすことで、断熱欠損をさせない家づくりができます。
利点その④ 配管をし直せる
特に水道は古いと配管の被膜がはがれて出てきます。これを入れ替えることができるビックチャンス
利点その⑤ 新築時と比べて登記関連費用が安い
すでに保有する家のスケルトンリノベだと保存登記も所有権登記も不要です。柱と屋根を活かせるので、ほぼ新築同様なのに費用も新築よりも3割近く安い
利点その⑥ 耐震強度もあげられる
足りない筋交いを足して、今の基準とおんなじだけの強度にすることができます。※鶴岡の場合は積雪がある地域なので、古くても強度は問題ないことが多いですが。。。
と、こんな感じです。
ただ、このスケルトン・・・
古すぎる家だと、基礎が低すぎたり、構造部が劣化しすぎてできない可能性もあるので、事前に良く調べてから行ってくださいね。
ねらい目は
- 昭和50年から60年前後の家
特に昭和56年6月以降に確認申請を取得のものは、建築基準法改正後の新耐震基準をクリアしておりますので、おススメです。
おお、何か不動産屋のブログっぽい。。。
で、明日から連休です。ワタクシは
4/29~4/30 休み
5/1~5/2 仕事
5/3~5/7 休み
でございます。休み中リライト記事上げるのでお暇なら見てよね(by五月みどり)
今年はお出かけの方も多いかと思います。ワタクシも鶴岡から脱出します。
皆様まずはご安全にお過ごし下さい。
ではCyaoノシ
One thought on “スケルトンリノベのいいとこを書いてみる”