皆様ご機嫌麗しゅう・・・
月曜日からせっせと更新しております。
今週は祝日あり、山形行かねばならなかったり(研修でございます)
で、なんかせわしね感じの一週間です。
さて、
2月6日に発生したトルコ・シリアでの大地震から2週間
両国合わせて5万人以上なくなる大惨事です。。。
阪神淡路大震災の22倍のエネルギ―だったそうですから、とんでもなく大きな地震だったことは間違いないです。。。
が、
この記事をご覧いただければ分かりますよ。。。
トルコ当局、建物倒壊で建設業者ら逮捕 シリアと合わせ地震死者3万3000人超す
建物は倒壊せず、死傷者もなし……トルコ南部エルジンはなぜ被害が少なかったのか
※どちらもBBCのリンクです
ええ・・・人災ですよ。。耐震基準を満たさない建物を乱立させるだなんて、正気の沙汰ではありません。
今日の報道で、いよいよ捜索活動も一部を除き終了とのこと。
トルコ・シリア大地震2週間 一部除き捜索終了【20日の動き】
こんな時、我々ができること、ですが・・・
ズバリ
現金の寄付一択です。
理由は
- 被災地では必要なものが刻々と変化する
- 届いた物資を運ぶ人間も不足している
- 現金であれば、必要な物と柔軟に現地で交換できる
からです。
必要な物=ニーズを満たすことが一番です。これは心理学のケアと全く同じです。
リライトする予定のあの記事カモン!
この講和の際に、阪神淡路大震災じのカウンセラーの話が出てきます。
臨床心理士がこぞって被災地入りし、被災者の相談相手になってケアを試みたのですが・・・
全くケアにならず、むしろ被災者の方を傷つけてしまったんだそうです。
これは、被災者の方のニーズが、「話を聞いてもらうこと」ではなかったからです。
むしろ
- 水を持ってきてあげたり
- 囲いを作ってプライベートスペースを作ってあげたり
- 食べ物を運んであげる
こういう実際の手助けのほうがニーズを満たす=心のケアになったというオハナシでした。
で、このニーズを満たすというのは、アパートの世界でも死活問題です。
大家さんの悩み・・・空室ですが、明らかにニーズとずれている物件でしか起こりません。
リフォームしたくない、でも賃料を下げたくない・・・
これで空室が埋まるわけがありませんよ。
で、そういう大家さんほど
知り合いに見せたら、
「『○○○○○円の家賃は安いし、奇麗で広い。私が住みたい!』なんて言われた」
みたいな話するわけです。
ええと・・・
本人目の前にしてお部屋の悪口を言う人がいたら、その人はただのサイコパスか何かですよ。。。
で、
そういう知り合いが実際に住んだことなんてただの一度もないです(当たり前だ)
ニーズを満たさない慈善活動が被災者にとって無駄になるのと同じように
ニーズを満たさない賃貸物件は、お部屋探ししているお客さんにとって、検索の邪魔以外の何物でもありません。残念ながら。
で、逆に
ニーズを満たしさえすれば、古かろうが何だろうが決まります。
一例ですが
S61年新築の全空アパート(居室2・店舗1)も、弊社リノベであっという間に決まりました。
H2年新築の3LDKアパートも、弊社リノベで工事完了前に決まりました。
リノベしなくても
賃料・条件を弊社で提案して、H1年アパートも全室埋まりました。
もっと書きましょうか?
あああ。。。。。自慢したくないんじゃ・・・
あとはどれだけコスパ良くニーズを満たすか、だけです。
そこはもう・・・お任せ下さいよ(ニヤリ)
最後に
ニーズを満たさない被災地支援は、えてして自己満足になりがちです。
・・・
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もう何を言おうとしているか勘の鋭い方ならわかると思いますが。
間違っても千羽鶴なんか送ってはいけませんよ。。。
被災者のニーズを満たすことは絶対にありませんから。
という訳で今日はまじめなお仕事のオハナシでしたノシ