皆様ご機嫌麗しゅう・・・
今日は金曜日
そういえば先週は「13日の金曜日」でしたね。。。
すっかり忘れてた。
すっかり忘れてたことがほかにもあったような・・・
・・・
あ・・・
幸福論ブックレビュー・・・
というわけで、
今年一発目のアラン幸福論です
ちな前回
前回の最後・・・
ペース上げて今年中に半分くらいまで行ければ・・・
ということでまた明日。
引用:上のリンクの最後二行
・・・
・・・
頑張ります、安西先生
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では15回目スタートです
今回は
35.家庭の平和 36.私生活について 37.夫婦 38.倦怠
今回の4つって、全部家庭と夫婦についての話題です。
大原則として
夫婦・家庭だって人間関係です。
そして、人間関係を良好にするのは皆の努力あってのことです。
たとえば 35 家庭の平和にはこんな文章があります
”結婚は意志の見地から見て解消すべきではない。結婚するからこそ人は嵐を静めて、結婚をよく保とうと自分に約束するのである。これが制約というものの効用である。”
アラン『幸福論 35 家庭の平和』
お互いの努力なんですよ、お互いの
だから、結婚に対するネガ格言に対して 36 私生活にてでは
”そういう似而非(ルビは「えせ」)モラリストたちのこういう泥沼からぬけだすべきだろう。”
アラン『幸福論 36 私生活にて』
で、結婚に限らず、人間関係は
”味わってみたり、辛抱したりするためにあるのではない。”
そうではなく
“つくりだすべきものなのだ”
アラン『幸福論 36 私生活にて』より ※マーチンさんは除く
うまくいかなくなるカップルって『自分ばかりが我慢している』とお互いが思っているんですよ。
言わなくてもわかるだろ、は破滅への第一歩です。まずはお互い、理解することが大事です。
そういう努力を誠意やまごころと呼ぶわけですよ。
そう、そういう感情は”つくりだすべき”ものなんです
で、37 夫婦 で男女について説明しているのですが
女性は子供を産むという特性があるため、男性より感情的
男性はあほだから、仕事とか政治という”エサ”がないとダメ
見たいのことが書いてあります(今の時代こんなこと言ったら刺されそうです)
ただ、この章の本当に大事なところは、
小人閑居して不善をなすがでてくるところ
”あまりに孤立しすぎていて、只愛情だけで養われている夫婦にとっていつも不安があるのはそのためだ。それは、底荷のない、軽すぎて波に揺られすぎる小舟の様なものである”
アラン『幸福論 37 夫婦』
忙しすぎる、プライベートがない、というのは論外ですが、適度な社会活動がないと、カップルにせよ、夫婦にせよ長続きしません。相互依存はお互いの身を削りあうだけの不毛な関係です(迫真)
この閑居を暴力的に解決するのが
・・・
・・・
戦争です
暇・閑居の対局ともいえますね、なんせ命の危機に瀕するわけですから。
38 倦怠 でこんな風にね
あ、これワタクシがいってるんじゃないです、アランが言ってるんですからねッ!!
”死の恐怖などというものは、ひま人の考えであって、どんな危険な行動にせよ、切迫した行動をすればたちまち消え失せてしまうものだ”
アラン『幸福論 38 倦怠』
やることがない超大金持ちが、カジノで散財するのも、暇、だからなんでしょうね。
でもね、忙しくても、あんまり忙しいって言わないようにした方がいいんだってさ。
なのでワタクシも最近忙しいか聞かれたとき
できるだけ、
「暇ですよ~」
とか
「ボチボチです」
とか
「何とか食べていけてます」
なんて話するようにしてます
・・・
・・・
ほ、
ホントは貧乏暇なしなんですけどね・・・
このレビュー、今年中に絶対終わらすぞ・・・
ではまた明日ノシ