皆様ご機嫌麗しゅう・・・
天気がここ二・三日、信じられないくらい良い・・・
・・・
どうせ2月から本気出すんでしょ…
・・・だって
今一年で最も寒い寒中ど真ん中なんですよ・・・
寒中とは…
寒中見舞いを出す時期は、1月5,6日~2月4日頃までになります。 寒中というのは、「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」にあたる期間ですので、その時期になります。
寒中見舞いを出す適切な時期はいつ? https://fudegurume.jp/fgw/katsuyou/manner/coldseason.html
寒い・暗い・辛いと、吉牛のネガティブバージョンの様な裏日本の冬・・・
先日ある雑誌で、東北(明記されておりませんがたぶん裏日本側)に転勤になり、はじめて”冬型うつ”になったという読者投稿をみかけました。
寒いだけじゃなく、晴れ間が少ない、雪かきという重労働、おまけに閉塞感漂うこの日本の社会・・・
そりゃうつにもなりますよ。
ずっと住んでるワタクシだってしんどいのに、晴れが続く地域から転勤してきたら・・・
そら(気分もめいって)そう(うつにもなる)よ
・・・久々登場どんでん
こういう外的要因が人の心を心じゃなくしてしまうって、結構頻繁にあるんですって。
先日、ワタクシが好きな臨床心理のセンセイ 東畑開人さんの『心と向き合う?ケアとセラピー』という講演をききました。
※NHKのラジオで、元日に放送していたのですが、まだ聞き逃しで聞くことができます。
で、今回はこの話をちょっとようやくしてみようと思います。
向き合う?なのは、そもそも向き合った方がいい場合と悪い場合があるから。
だって、しんどいのに自分に向き合うと、自分を責めがちになりますもの。そういう時は、何かしらのケアが必要な時なんだそうです。
○○セラピーって、よく聞きますが、センセイ曰く
ケアが先で、セラピーは後
なんだそうです。
で、
ケアしないでやるセラピーは暴力的になる
なるほどな…
まずはケアをして、心の痛みを取り除いてから、それでもしんどい時にセラピーで痛みと向き合うことが心を回復させるわけですね。。
怒鳴りつけて(時にビンタして)
『お前の為を思って言っているんだぞ』
みたいなのが典型的な暴力的セラピーですね。
このケアとセラピーをわかりやすいたとえで説明しておりました
ある所に人格を持った雪だるまがいました。
雪だるまはそのままだと溶けてなくなります
そこで・・・
- 溶けない様に冷やしてあげる・・・ケア
- 冷蔵庫に入らないと溶けたなくなるぞ、と現実に向き合わせる・・・セラピー
まずはケア、しかもケアでたいがいのことは解決するんですって。
で、今って何でもかんでも自己責任自己責任と、過度のセラピー社会だとお話ししてました。
ホントそう思います。
- 失敗を許さない
- 本流からそれることを許さない
- 議論しても相手をつぶすことしか考えない
- うまくいかないのは誰のせいでもない自分のせいだ・・・
そういう風潮で、健やかでいることがいかに難しいか…
で、よく、うつは心の風邪、なんて言いますが、東畑センセイは、仮病使いたいとき、心は風邪をひいているといってます。
確かにそうですよね。まぁまぁ調子いいとき、仮病なんて使いませんものね。
うまく逃げること、向き合いたくないときは向き合わなくてもいい、これだけでもずいぶん心は心を取り戻しそうです。
え?不動産屋じゃないのかお前って?
そうです。
ワタクシ一介の不動産屋にすぎませんが、これからもこういう気になったオハナシをまとめてUPしたいと思います。
皆さんが幸せでいられるお手伝いが、すこしでもできれば・・・
という訳で、今日はこのへんでノシ
One thought on “心と向き合う?向き合わない?”