皆様ご機嫌麗しゅう・・・
朝から無断駐車で最高に不愉快なスタートでした。。。
いくら空いてるからって何の断りもなくアパートの駐車場に工事車両停めさせるとはね。。。
※リンゴ握り潰したいくらい腹立った事案です。。。
はてさて、
おとといの興奮冷めやらぬワールドカップですが、次のコスタリカ戦は日曜夜7時からなので、無理なくリアタイ出来そうでよかった…
たださ・・・
サッカーってタイパ悪いよね~
・・・
・・・
で、表題の件です。
皆様、上で使われてる『タイパ』という言葉をご存じでしょうか?
タイパとは・・・タイムパフォーマンス、コスパのコストパフォーマンスから派生して生まれた言葉で要はかかる時間に対してどれだけリターンがあるかをはかる造語です。
サッカーは90分(アディショナルタイムやらハーフタイム入れるとほぼ二時間)みていて0-0なんてこともあります。
だったらバカスカ得点の入るバレーやバスケのほうがタイパがいいわけです。
わかるわ~わかりすぎるわ~
そして・・・
やきうのほうがタイパ悪いんですわ
四時間観戦して 0-0 もありうるわけで…
※だからやきうとサッカーの応援団・サポーターが高齢化が進んでるわけですよ。。。
で、このタイパに絡んでこんなニュースがありました。
【報ステ解説】「“タイパ”重視の傾向も」就活テスト“替え玉受験”で28歳男逮捕
これ、WEB上の就活テストを第三者に依頼して解いてもらった、という事件なんですが、
就活生曰く、
テンプレート通り答えればいいWEBテストより、替えのきかない面談対策に時間を割く方がタイパがいいから替え玉使ったんだそうです。
。。。
このニュースを見て、
就活に替え玉使うなんてけしからん!!
と思う方もいらっしゃるかもしれません
が、
ワタクシは
なるほどな・・・とおもいました。
面談対策に注力したいというのは当然、むしろ頭いいなとさえ思います。
だって、
就活テストする側の企業だって、そのテスト、金払って外注でどっかに作らせてるんでしょ?それだって替え玉みたいなものじゃん。
タイパといえば、ドラマや映画を倍速視聴するアレ
ちょっと前に書いた倍速であれする記事はこちら。。。
が、若者はタイパがどうとか倍速がどうとかけしからんとワタクシは思えません。
まずは、なぜ若い世代が倍速で視聴するのかを調査する必要があるわけです。
で、今の若い世代がタイパを重視するのには、タイパを重視せざるを得ない環境があります。
- 仕事はとにかくスピード重視
- エンタメコンテンツは新しいものが次々生み出される
- しかもコミュ力がやたらもてはやされている
- 旬の話題を抑えつつ、仕事でも学校でもみんなとうまく付き合っていかねばならない…
・・・同情します
さて、
ワタクシラジオ好きタロウなんですが、最近好きで聞き始めた『高橋源一郎の飛ぶ教室』という番組。。。
※上のリンクの本もこの番組で知りました。。。
この番組で先日、中村文則という作家さんがこんなことを言っておりました。
「今のロシア・ウクライナの戦争について、日本は『ロシアが悪い』の善悪二元論で終始しているが、諸外国の作家と話していると皆異口同音に『ロシアが悪いのは間違いないが、NATOと欧米もたいがいだ。そして一番の被害者がウクライナだ』という」
と。
背景を知れば、間違いなくそういう考えになります。
どんな徴発を受けても、どんなに尊厳を気づつけられても、初めに手を出したら終わりだ、というならば、先の大戦は日本が100000%悪い、他の国は何一つ悪くないということになります。
・・・ちーがうだろー
違うだろー
こういった、Aが善、Bが悪といった善悪二元論は、
古今東西の独裁者が群衆を扇動するために好んで利用してきました。
詳しくは、ルボア著『群衆心理』という本をお読みください。ちなみにこの『群集心理』・・・
ヒトラーも読んで独裁の参考にした本です
何が言いたいのかというと。
何でもかんでもいいと悪いに分けられるわけではないし、なんでも善悪二元に分けるのは大変危険だ、と言いたいだけです。
ええ・・・
ワタクシ、何から何まで若者に理解あるキモイおやじになりたいわけではありません。
タイパ重視するのはなぜなのか、と分析する目と冷静な心をもちたいものですね。。。
え?
なに?
このブログ文字数ばっか多くてタイパ悪い???
・・・
・・・
余談ですが
替え玉といえばなべやかん・なべおさみ親子だよな。。。
ガッツリ落ちたところで、また明日ノシ
One thought on “タイパから考える善悪二元論”