皆様ご機嫌麗しゅう・・・
今日は朝から出たり入ったり。
色々と忙しい現代人、とにかく時間がない、という方が非常に多いです。
で、ここ最近、ファスト映画という言葉に代表される、要約版だけ見れば十分みたいな人や、ドラマや映画を早送りで見るという人が増えているそうです。
で、こんな本があります。
今の若者は倍速で見てなっちょらん・・・
みたいな本ではありません。
- なぜ早送りするのか?
- 会話以外のシーンをなぜ飛ばすのか
- どうしてネタバレしてから本編を観るか
そこには、今の若い人の置かれている事情があるんです。
毎年膨大な書籍・ドラマ・映画が公開・発表されるわけです。
そのほかに昔の名作もチェックしなければならない。。。
すべてをチェックしたうえで”当たり障りのない感想”を共有するスキルが求められる。。。
あんまり詳しく書いてしまうと、それこそネタバレになっちゃいますが、
なんか読んでると常に何かに追われている今の若者が可哀そうになります。
自分もたまーに1.3倍くらいの早送りで番組見ることがあります。映画やドラマも集中してみているかと言われると・・・うーん。
実際ネタバレしてから見たりはしませんが、そうしたくなる気持ちは、何となく理解できます。
ただただ新しい風潮を非難したり貶したりするのではなく、きちんと分析するという姿勢は、どんな分野でも大事だなと思います。
この倍速事情に関連して、
ワタクシとオクサマが愛読する週刊文春で面白い記事を読んだのです
『室町ワンダーランド』という連載なんですが
古典芸能の『能楽』って
室町時代は、
現代の半分くらいの時間で上演してたんですって。
80分の演目なら40分・・・下手したらそれ以下らしいですよ。。。
室町時代の人が現代人とおんなじくらい色々追われてたんですかね。。。
確かに常に時間に追われていると、目の前の映画やドラマに集中するって、やっぱり難しいんですね。。。
で、この倍速視聴
この漫画が37年前に予言(?)してたわけです。
この話単行本で読んだわ。
最後は外で遊ばせるのが一番、的なオチだったと思いますが。。。
今の人が倍速ネタバレ視聴してるの動機も一緒・・・
秋本治氏はやっぱりスゲーなと感心しきりです。
最近は動画サイトも、
youtubeは長くて、Tiktokみたいな短い動画(リール)が主流になりつつあるみたいですね。
自分はtiktokダメでした。みてられなかった。。。
ちらっと見ましたが、不動産のハック系もいろいろ上がってましたね。
ただ・・・
生半可な知識や、うろ覚えでやんなよ
原状回復関係のリールなんて、
あれだけ信じてこられるとホント厄介です。事実誤認が多すぎて。
我々も国土交通省のガイドラインから大きく逸脱しない様に神経とがらせて契約書を作ってるわけです。
何がどちらの負担になるかの説明に、全体の30%の時間を割いてます。
仲介手数料も一緒、同意してれば100%どちらかから受け取ることを禁止されていません。
※同意してないと・・・ですけど
保証会社なんか保証人入ればいらない、みたいなことも書いてあったのですが
悪いけど…
保証会社は必須です。
保証人なんて、ホントに困った時に全く機能しませんから。そういう場面、何度見たことか…
今は、保証会社が保証人付帯が条件つけてこない限り、保証人はつけません。(緊急連絡先は必ず書いてもらいますが)
という訳で、生半可な知識を広めるのはホントヤメテね。。。
One thought on “倍速であれする話…”