皆様ご機嫌麗しゅう
すがすがしい日ですね。
ああだこうだと好き勝手に放言できるのは、建物をやっていない不動産屋の強み・・・
だと思っております。
さて、住宅設備についての連載も第三回
楽しみにしてくれている方がいると信じて書いております。。。
で、今回は、キッチンです
おうちの中でも主役、4番サード長嶋・・・
いや、いまは4番サード村上ですかね。
・・・大田か岡本がこうなると思っていた時期もありました(涙)
今回もどのメーカーがいい・悪いはあえて書きません。特にキッチンはメーカーによって千差万別で、使ってもいないキッチンの良し悪しはかけませんものね・・・
各社の製品をレビューしているブログがあるので、各社の商品名でお調べいただければm(__)m
キッチンについて
正直不動産だもんで、白状します。
じ、実は以前まとめたのがあるんですよね・・・
この記事の通りで、とにかく使いやすい高さであることが一番重要です。
一番重要で終わりで・・・
・・・
終われないんじゃ~
まだまだ書きたいことがあるんですよ書きたいことが!!
で、キッチンについて
キッチンを独立させず、リビングとダイニングをくっつけたLDKがメインストリームになって20年近くなりますね。。。
で、LDKはほぼほぼ対面キッチンになっています。判を押したように。
皆様が思い描く対面キッチンって、こういうのですよね。
このタイプは『ペニンシュラキッチン』といいます
※ちなみにペニンシュラは、『半島』と言いう意味です。
キッチンのいずれかの端が壁にくっついている『半島』のような状態です。
ペニンシュラ、最近はアパート・マンションもこのタイプが圧倒的に多くなりました。
・・・増えすぎて、だんだん差別化が難しくなってきております。
私、賃貸の1LDKの完成形は、今でも逃げ恥のあのお部屋だと思っております。あれいい部屋だよな。。。
で、
実は対面キッチンにはもう一つ種類があるんです。皆さんご存じでしょうか?
これは建売・賃貸ではなかなかありません。
それが『アイランドキッチン』
百聞は一見に如かず
こんなかんじです
見てのとおり、壁から独立して、『島』の様に配置されてるでしょ?
キッチンのどちらからも入れる。これは便利です。
当然ペニンシュラよりも建築コストがかかるわけで、なかなか賃貸には取り入れにくい・・・
のですが、
実は弊社には・・・あるんですよ。。。
外見と仲とのギャップがすごいんですよね・・・コーポ城北。
対面のメリット・デメリット
実際使った方や設計の方のハナシが一番響くと思いますので、リンク張らせてもらいます
まずはペニンシュラ
続いてアイランドキッチンのメリットデメリットはこちら
メリット
- 子どもの遊ぶ様子を見ながら調理ができる(共通)
- テレビを見ながら調理ができる(共通)
- 開放感(共通)
- 配膳が楽(共通)
- 動線が確保しやすい(アイランド)
- 大人数で料理作業しやすい(アイランド)
- オサレなイメージ(アイランド)
デメリット
- 音や臭いがリビングダイニングに広がる(共通)
- リビングダイニングと同じ空間なのでお客さんにキッチンを見られてしまう(共通)
- それなりに面積が必要なので、相対的にリビングダイニングの面積が減る(共通)
- 掃除に手間がかかる(共通)
- 設計に制約が出る(アイランド)
- 視線を感じる(アイランド)
- コストが上がる(特にアイランド)
特にLDKを一つの空間にしたいけど、あまり面積が広くない場合、無理に対面キッチンにすると残りの空間が狭くなります。(斜字引用です)
ええ・・・
これ大事です。
この図をご覧ください
対面にするだけで、これだけのスペースを取られます。部屋をより広く使いたい方は、対面よりむしろ壁付けのほうが良いわけです。。。
この図の通り、作業スペース、つまりキッチンと背面(もしくは背面収納)との距離がめちゃくちゃ重要です。
無理して対面にしたいがために、LDに面積を割きたいがためにキッチン背面をせまくすると・・・
冷蔵庫が開けづらいわ、食器棚にぶつかりまくるわ、最高に不便な対面キッチンが出来上がります
もう一つ。ペニンシュラ・アイランド両方に言えるのは、
吊戸棚は絶対につけないほうがいい、ということ。
開放感が一気になくなるし、吊り戸はよっぽど気を付けなければ、
ほぼ確実に死蔵品置き場になります。。。
我が家は地震の恐怖もあり、吊戸棚には危険な
食器棚があって、それでも吊戸棚がないと食器が入りきらない・・・という方、
むしろ食器の数を見直すべきです(迫真)
・・・
・・・ほぼ対面キッチンで、ここまでで2000字オーバー。。。
ホントはキッチンのバリエーションについてもっと書きたいのですが・・・
というわけで、
後編につづきます。。。
One thought on “風まかせ住備放言③キッチン編(前編)”