今年もこの日を迎えました。
やはりあの日の出来事、そこからの日々を思い出してしまいます。
寒くて粉雪がちらつく、そんな日でした
そこからは色を失ったような日々が続いて、少しずつ色を取り戻していくような。
私たちのような、被害が無かった人たちも、きっと大なり小なり精神的な傷を負ったことと思います。
だから、といって
特別なことを言うつもりはありません
思いを馳せ、悼みたいと思います。
さて、読売新聞の連載記事『東日本大震災』
光も影も拾って記事にしている、珍しく(失礼)よい連載だと思います。
影の部分でいえば
被災3県のインフラに年565億円、震災前の1・7倍…小学校再建10年で閉校
高台削って造成した団地、23世帯中入居したのは2世帯だけ…集団移転事業は1戸6億円超のケースも
光の部分でいえば
東日本大震災の被災3県で移住者増加、復興へ「参加したい」…福島では最近5年で6倍に
原発事故で一度はついえた「福島でワイン造り」の夢、同じ志の東電職員との出会いで成就にこぎつけ
※他にも良い記事沢山ありますが、読売オンライン会員限定なので。。。
時間の経過でどのようなことが起こったのかが記事として世に出て、WEBにアーカイブされる。
現代は記録を保存することに関しては、以前よりもはるかに恵まれた時代です。
だからこそ、恐怖や被害だけでなく、復興の功罪、そこに暮らす人たちの逞しさについても記録して、伝承していく必要があります。
記録を伝えていくのはメディアの仕事ですので、
私は、忘れないことを仕事にしたいと思います。
忘れても、思い出したいと思います。
その後も地震は解きも場所も選ばずに発生して、忘れてならない日がどんどん増えています。
忘れても、思い出しましょう。
今日はここまで、また木曜日にお会いしましょう。