おはようございます
今週は暖かいぞ!みんな!
さて、1月末に星野源が新曲『eureka(ユリイカ)』を発表しました。
・・・今回の『eureka』
過去の作品と完全に別物だな、、、そんな印象です。
インタビューでも
”今回は自分のこととして作った。”
と話していました。
インタビュー記事がオフィシャルサイト掲載の前からオールナイトニッポンでも『これは僕の曲なんです』とはっきり話してました。
シェイカーから始まり、ピアノの低音から入る前奏。
このピアノの音が、ずっと頭に残るんですよね。大事な大事な目印のように。
そしてシンプルな楽曲構成と、語りすぎない歌詞

eurekaの歌詞
文字だけ読むとやさしさを全く感じないんですよね。
それでも、この曲を聞くと、曙光のような温かさや、やさしさを感じます。
きっと
死と隣り合わせの大病患い(しかも二回)
沢山の理不尽や悲しみ、孤独感を引き受けてそれでも表現を続ける
だからこそ作れる、そして心に残るんだろうな。
ワタクシがこの曲から受けた『やさしさ』
ふと、考えていたことが輪郭が濃くなったような気がしたので、
久々の自分語り回です。
やさしさ、について。
いきなりですが
やさしさと無関心とは、立ち位置がすごく近いのでは、と思うんです。
無関心だからこそ、感情をこめずやさしくできる。
少なくとも相手にとってやさしい振る舞いができる。
そんなのは見せかけのやさしさだ、と言われるかもしれませんが、
ワタクシ、受けた側がやさしさと感じたらそれは”やさしさ”だと思うんですよね。
送り主の意図と関係なく、送られる側にとって良い結果を生む。
まるでこの世界の様です。
人間が抱える諸問題と、地球・宇宙が動くこと
そこには何の関係もありません。
時間(という概念)地球・宇宙さんサイドが
”人間を慰めよう”だなんて1ミリも思ってないのに
時間の経過に孤独が慰められたり、自然の雄大さが辛さを忘れさせたりする。
それはその人にとって”世界が与えてくれたやさしさ”だと思います。
とはいえ
こちらの意図のとおり受け取られなかった好意があったり。
意図せず届けてたものがやさしさになることもあったり。
人と話すことがメインのお仕事だと、どうしてもそのズレで凹むこともあり。
全ての人にとって素晴らしい振る舞いは、この先もきっとできないでしょう。
eurekaの歌詞に”希望はいらないまま”という一説があるのですが、
希望は持たない代わりに、最善を尽くしたいです。
何をしていても、どうなっていても。
それではまた明日ノシ