市営住宅から考えた終わり方。

おはようございます

昨日は重い話でしたね。

ええ・・・重い人間なんです。

昨日、なぜか来社のお客様が多い一日でした。

ほんで、市営住宅の今後についていろいろと話しておりました。

鶴岡市内の市営住宅って

新築から50年以上経過しているコンクリート造がほとんどなんです。

しかも

4階建でエレ無しなんです

50年を過ぎ、建物の劣化も進んだうえ、少子高齢化アンド人口減少・・・

高齢の入居希望者にとって、3階や4階に上るのは厳しい・・・

なので、

低層階は需要があるけれど、3階4階はひどいところになると入居率半分以下・・・

古いし、高層階は埋まらねーし、人口減少だし

ぶっ壊して低層に建て替えれば・・・

そう簡単にもいかないんですよ。

なぜなら住民がいるから。

だから

同じような運営は出来ないから、10年15年先を見越して方針を決めなければならんわけです。

建て替えるにしても、市営住宅の部屋数を減らすにしても

解体するための準備(上層階から客止め開始)して、徐々に人を減らし、いったん入居者をゼロにしなければならんのです。

途方もない時間がかかります。今の担当の方、退職までに終わるのかしら…

あれ?

  • 半世紀以上前に建設
  • コンクリート造
  • 解体するにもお金アンド時間がかかる
  • とはいえ、何かしらの対策は必要だし、ゼロにはできない

うーん。。。

これ原発の廃炉に似てますね。

安全リスクは段違いですが、団地だけに・・・

・・・

・・・

いてッ・・・

すべてのことに言えますが、物理的に存在しているものすべて、いつかは朽ち果てる運命です。終わりを計画の中に入れないのは傲慢というものです。

家を建てる方も、投資を計画している方もどう始末をつけるのかという視点は必須ですからね!

最近は、20代が50年ローンで家を建てるケースがあるそうです。

今の新築が50年後どうなっているか・・・

今の施工方法で建築したものは、今築50年の建物が新築の時よりも質が高いでしょう。

それでも、50年ですよ・・・

建物

家電製品

設備

内装

どれもこれも劣化したり故障したりするわけで。。。

50年ローンをカツカツで組んでいたら、修理や交換ができるのかしら・・・

そんな心配をしてしまうのでした。。。

あ、

投資はもちろん自己責任なのでいうまでもありませんね。

それでは、良い週末を。。。

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