皆様ご機嫌麗しゅう・・・
103万円の壁・・・
来年の参議院選挙がとても楽しみですね(棒読み)
トップ画像はそんな思いを乗せて選びました♪
さて昨日は
極寒の中、空き家の図面作成
という、
「前世でどんな悪行を・・・」
と思うような作業しておりました。
しかも単純な総二階ではなく、店舗兼住宅・・・
真夏もきついけれど、冬のほうがきついですね・・・寒さで手が動かなくなるので。。。
さて、ワタクシ
空き家問題にはずいぶん長く携わってきました。
そんな中で
空き家問題と不動産業で、絶対に変わることがない真実を見つけたんです。
え?「絶対」って絶対行っちゃいけないんじゃないのか?
いや、この真実だけは絶対です。断言できます
それは・・・
『建物は決して新しくはならない』
・・・
・・・
あっ、最後まで読んでくださいお願いします。。。
建物は新築されたら、そこから一年一年古くなります。
そして、使われない建物は加速度的に劣化する。。。
だから
- 適切に使う(使わせる)
- 手放す
- 適切に管理する
この中から選ぶしかないのです
どうしようか…と手をこまねいていると、ただただ価値が下がるだけ・・・
ではなく
空き家として販売できなくなることもあります。
例えば雨漏りや、重度のシロアリ食害
放置されたため、害獣に住みつかれてしまう、、、なんてこともあります。
「手放すのはご両親やご先祖様に申し訳がない」
と仰る方、結構いらっしゃいます。
が、
朽ち果てさせる方が、よっぽどご両親やご先祖に申し訳ないのではないでしょうか?
おまけに
その朽ち果てた建物を、未来の子孫に先送りする・・・
自分がご先祖になったら、恨まれるのではないか・・・
と思うのです。
ワタクシ個人としては、使わないものはコストをかけて維持するより、手放すことをお勧めしますが、もし、売却はちょっと・・・とお考えでしたら、最低限
- 月一回の換気(できれば二回以上)
- 年2から3回の除草
- 雨どいや網戸の破損の確認
- 塀が安全かどうかの確認
は絶対に行ってください。
でないと「建物」としての利活用は2年過ぎたらかなり難しくなりますから。
不動産を持つことは責任を伴う。
ということは、
責任を負いたくなければ所有せず借りたほうがいい
ということです。
責任の所在すらどこにあるかわからない土地建物が、日本にはたくさんあります。
いわゆる所有者不明土地・建物です
所有者不明土地だけでも
九州の面積以上
あるんです。
年末年始の契約は・・・ですが
年末年始で家族が顔を合わせるタイミングで、使っていない空き家空き地の処遇、真剣に話し合ってみてはいかがでしょうか?
こんな感じで
という訳で今日はここまで。
また明日Cyaoノシ