ブックレビュー アラン『幸福論』 連載24回目

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

やっぱね、毎週レビューはきびしいね。。。

通読したとはいえ、この記事書く際、再度読み直してから書いてます。。。

バカじゃねーの・・・ワタクシ

今年が終わるのが早いか、この連載が完走するのが早いか・・・

で前回はこちら

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では24回目スタートです


今回は

63.雨の中 64.興奮 65.エピクテトス

雨よりも人間の方が御しやすかったり。

人間には微笑みかけるが有効だけど、雨に微笑みかけていたら…

あのひとついに・・・と思われちゃいますものね。

人々が一種の想像力のとりことなって、そのために不幸を一層大きくしていることに変わりない

アラン『幸福論』63.雨の中

しつこい雨だ!とおもうか

ちょうどいい恵みの雨だ・・・と思うかで

雨が降っている、という事実はがらりと変わる。。。

まぁ、物事はとらえ方次第ですわな。

とらえ方を工夫するために

なぜあなたは、あなた自身にとっての貴重な友とならないのか

アラン『幸福論』63.雨の中

怒りという感情は、原因によって説明できない・・・

何言ってるかわからないと思いますが、

アランの言葉そのものを引用すると

怒りの発作は、対立する利害や敵対関係や怨恨などのごとき、怒りの発作を正当化するために付与する原因によっては、けっして説明できない

アラン『幸福論』64.興奮

原因があって怒り・・・×

発作的に怒りが起こって、そういえばこんな原因があったなぁ・・・〇

つーことみたいです。

顔を合わせるといがみ合うけど、離れていれば衝突することがない・・・という人間関係、身近でも見たことありますので間違っていないと思います(迫真)

で、発作的にというのが”興奮”なわけですよ。だから、まずは興奮をいかになだめるか。

幸福とは平和から生まれる果実ではない。幸福とは、平和そのものなのだ。

アラン『幸福論』64.興奮

ですからね。

正しく恐れようという言葉がここ10年くらい、よく使われます。

処理水の海への放出、コロちゃんはじめとする感染症・・・

恐れの本質を見極めよう、というのは、アランと同じですね。

「誤った意見を取り除けよ、そうすれば、君は不幸を取り除くことができる。」こうエピクテトス入っている

アラン『幸福論』65.エピクテトス

・・・エピクテトスの言葉じゃねーか!

恐れや怒りの様な感情は、絡まった糸のようなもので、ちゃんとほどくとそんなに大きなものでは無かったりします。

まさに、

幽霊の正体見たり枯れ尾花

です

これは、いわゆる告知事項アリ物件にも入れること

人が不幸にもお亡くなりになった物件だとします。

なんかこわい、何か嫌な感じがする

では、”なぜ”嫌な、怖い感じがするのか?

人が亡くなることは当たり前のことです。

なんせ人は100%の確率で死にますから

怖い?としたら、荘内病院や日本海病院や、共立病院の様な総合病院には一歩も踏み込めないですよね。

なんせ毎日のようにどなたかが亡くなっているわけですから。

自ら命を絶ったお部屋だったとして。

実際そういうお部屋にも人はお住まいです。特に異常をきたすことなく、です。

その物件が、未解決殺人事件現場だとしたらワタクシも

「もしかしたら犯人が戻ってくるのでは…」

と戦きますが、

幸いにもそんな物件は弊社取り扱いの中にございません。

じゃあ何を怖がって、嫌がっているのか・・・

こういう風に、今の感情を紐解いていくのは、とても大事だということがよくわかります。

皆さん、お出かけするだけが連休じゃありません。

時間をかけて考える、それも贅沢な休みの使い方だと思いませんか・・・

まぁ、ワタクシは明日仕事なんすけどね。。。

※今日で65、全部で93あるので、のこり28

毎回3つずつまとめて一回だけ4つでいければ残り9回・・・

なんかゴールが見えてきたな。年内完走の。。。

ではまた明日。。。Cyaoノシ

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