最近心を占める”なにもなさ”『星野源 Nothing』

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

ゲリラ的に雨が降るのやめて…

さて、唐突ですが、このブログの読者諸兄はご存じの通り、ワタクシ星野源の大ファンです。

今年はついに生で歌が聞けて、ワタクシ胸がいっぱいでした。

ここ数年の星野源は、ドラマ・映画・楽曲・エッセイ・ラジオ・・・ホントは三人くらいいるんじゃないかと思うくらいの多忙さです。

彼は絶対に周りにとても気を使う人です。共演の方々のお話を聞くだけでも、ワタクシの想像とそんなに違わなさそうだなぁ…と思います。

ただ、彼の中に、深い悲しみがずっとあるんだろうなぁ・・・とも思います。

先日のフェスから帰って以降、この曲が頭から離れなくなってしまいました。。。

フェスでこの曲やっていないのに、です。

『Nothing』歌詞

夜を看取った 空に種火が
まだ 街角は眠ったまま 静かに
布で包んだ 君の寝息が
ただ 霧の様な灯りで 部屋照らした

変わらぬ愛を知って
瞳輝き増して
時間よ止まれよ
君を誇る事で
私は生きているって
呆れた本当さ
なにもないな

街は怒りと 夢を注いだ
ああ うんざりだ僕らは ただの器だ
布に籠もった 残り香 君の吐息が
何も 持つ事のできない手を 握った

止まない愛を知って
世界色づき出して
命よ続けよ
いつも気付いていた
君に渡せるものが
馬鹿げた僕には
なにもないな

変わらぬ愛を知って
瞳輝き増して
時間よ止まれよ
君を誇る事で
私は生きているって
呆れた本当さ
ああ なにもないな

星野源『Nothing』

アルバム『Pop virus』のなかの一曲で、じつは好きでも嫌いでもありませんでした。

最近になって、ワタクシの中には何にもないのではないか・・・そう感じるようになりました。なぜか・・・うまく説明できないけれど、皮膚の内側が空洞の様な、空虚感。

あ、勿論四六時中そう感じているわけではありません。ふとした時に、です。

この曲を聴くと、それを強く認識させられるんですよね。

で、星野源

あれだけの才能を持つ彼も『何もなさ』をずっと抱えているのではないだろうか・・・

実際、ラジオでバカみたいな話をしていても、ライブの途中のMCでも、途中、一瞬凪の様な瞬間があるのです。

どちらも本心から楽しんでいるはずなのに、彼はきっと、何もなさを埋められずにいるのではないか・・・

だからこそ、人にやさしくできるんでしょうね。

何もなさを意識しなければ、人は傲慢になったり、謙虚さを失ったりしますから。きっと。

才能だとか、ビジネススキルだとか、そういうものが埋めてくれない。埋めてもらえない。

そういった、何もなさ、空白・・・

日が短くなると、何となく寂しく、そういうことを考えてしまいがちです。。。

え?大丈夫かって?

大丈夫です。ワタクシそういう浮き沈みとずっと付き合って生きてきましたので。

あれサバイバーですので。

という訳で今日はここまで

Cyaoノシ また木曜日に会いましょう。

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