トリプル役満物件について

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

4月に入って、本町3丁目の売家がフィーバーしております。

https://www.realestate.gr.jp/archives/buyhouse/%e3%80%90%e3%83%aa%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%89%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%80%91%e6%9c%ac%e7%94%ba%e4%b8%89%e4%b8%81%e7%9b%ae%e5%a3%b2%e6%88%b8%e5%bb%ba%e3%80%90%e3%81%82%e3%82%8b

売値はなんと

50万円。。。

ただし・・・

越境・建蔽率オーバー・一部未完成&残置物ありと

トリプル役満みたいな売家なんですが、値段にひかれてあれよあれよと・・・

現在商談中ですので、その点ご留意くださいませ・・・

越境もさることながら、建蔽率オーバーとはなんぞや・・・と言いますと。

建蔽率とは、土地に対して建築面積どのくらいの者が建てられるかを表すもので、

敷地面積100㎡の場合、建ぺい率50%の用途地域であれば、建築面積50㎡までが建築可能です。

上の本町3丁目の建蔽率はMAX60%なんです

が、

現況、建蔽率70%超えてまんねん。。。

こういう現在の基準に違反した建物は、ふたつのカテゴリーに分類されます

一つは違反建築物

もうひとつは既存不適格物件

違いは、いつ頃建築されたか、です。

1971年以降都市計画法によって、全国各地で建蔽率・容積率が決められたので

それ以前から存在している違反状態の建物は既存不適格物件

1971年以後に新築した建物で、違反しているのは、違反建築物

と呼ばれます。

まぁ違反している建物なので、融資を受けられないケースがあったりするんですが、この物件なんせ50万円ですからね、ニコニコ現金払いですよと―ぜん。

もしくは消費者金・・・いやなんでもありません。

まぁ、建て替えの際は今の基準通りやる必要があるので、その時に是正してね(はぁと)てなわけです。

だいたいさぁ。。。

1971年って、53年前ですよ・・・

そしてこの建物の新築は昭和40年、西暦に直すと1965年・・・

よかった…違反建築物じゃないんだ…

っておい!!

築60年弱やないかーい

という訳で、購入前にチラシの建築面積から容積率オーバーしてないか、賢明な消費者諸兄は計算してみることをお勧めします。

たまにノーチェックで売り出しているケースもあるので・・・

という訳で、今日はここまで。また明日Cyaoノシ

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