朝晩がまだ涼しい分、まだ、まだ戦える・・・そんな6月
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、弊社、不動産情報サイトの「すまいステップ」様に掲載されました!(パチパチ)
掲載ページ https://sumai-step.com/column/article/16722/
弊社紹介ページ https://sumai-step.com/column/article/16722/#outline__4
・・・山形県で掲載されている業者様、皆様ビッグな会社ですので、弊社みたいな小さな会社がなぜ?と思いましたが、紹介文で納得でした。。
ーーー引用ここからーーー
昭和53年創業の鈴木不動産株式会社は、山形県鶴岡市を中心に、不動産売買・不動産仲介を総合的にサポートする不動産会社。
ウェブサイトの取り扱い物件数は少ないものの、好立地でお得な物件が多く掲載されています。
また、鈴木不動産株式会社のホームページで更新されているブログ”りあるえすてぃと・にゅうす”は不動産情報だけでなく、庄内地域のグルメマップなどお役立ち情報が満載です。このように、生活に関する情報を発信しているのも、安心できるポイントです。
ーーー引用ここまでーーー
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弊社4人で営業する会社だもんで、物件数は確かに少ない・・・実はほかの業者さんの物件もご紹介できますよ(小声)
んですがその分、ブログで皆様の心をくすぐり続けたいと思います。
さて、今回はちょっと怖い話・・・
今回は珍しく、持ち家の方向けのお話です。
家を建て替えようと計画、いざ建築家に建築確認申請
したところ
「前面道路が4m未満の為再建築できない」といわれたら・・・
その前面道路は、なんと市の市道・・・
これは、ホラーでも何でもなく、現実の話です。
鶴岡市には、市道にも関わらず4m未満の為、そのままでは建物が建てられない道路が少なくとも4か所あります
なぜこんなことが起こるのか。
建物を建てる際、その土地が4m以上の道路に2m以上接道していなければならないという大原則があります。
しかし、その決まりができる前、具体的に言うと1950年11月23日以前から道になっていて、その周りに家が建っているところは、土地所有者がセットバックして将来4mにすることを条件に、道路、とみなすことになっています。これがいわゆる”みなし道路” ”二項道路”というものです。
しかし、鶴岡市の4m未満の市道は、何と1950年11月23日以前は道路ではなかった道路の為、みなし道路には該当しない・・・
・・・一応、再建築できる可能性は二つ
- 道路の両端の宅地から、順序良くセットバックして、4mの幅員を確保していく
→つまり道の真ん中の人は、それまでずーーーーっと待ってなければならない(できるか) - 山形県に建築審査会に申請し許可をもらう
なんと山形県でその許可が出た実績、現時点でゼロ
つまり前例がない・・・なので、申請から許可まで6か月程度かかるのだそうですよ・・・
待てるかそんなに(憤怒)
だいたい
市の道路なのになんで建てられないのか?
これが至極まっとうな感想です。
- 4m未満の道路をなぜ築造したのか
- なぜ市道認定したのか
今となっては当時の人間がいないという、お決まりのパターンで責任はうやむや・・・
ていうか、昔の道路の確認も、確認申請図面も、いい加減なものが結構あります。市だけがいい加減というより、民間も含めて、よく言えばおおらか、普通の感覚でいえば雑でいい加減な申請と承認が行われていたわけです。
この市道なのに再建不の最も怖いところは、
- そこに住んでいる人は、その事実を知らない
- 再建不扱いなので土地の価値が著しく低くなる
この事実、いざ建てよう、いざ売ろう、というときに知るわけです。。。
ワタクシの別の顔のほうのNPOもこの件はそのままにしてはおけないと考えております。せっかくまちづくりに貢献しているのに、後ろから矢が飛んできて、その弓を弾いているのが市だなんて、全く笑えない話ですからね。
この4m未満の市道ですが、全国にあるようです。対応も自治体によってまちまちの様で、この問題が根深く、局地的なものではないのだなと思いました。
※この記事が非常に参考になります【コラム】建築基準法上の道路
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というわけで、よい週末を(ゲッソリ)