ブックレビュー アラン『幸福論』 連載18回目

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

あっという間に金曜日。今日はちょっとしたパー(ry

ですが、今日はブックレビューです。

このままでは今年中に終わらんのでね。。。

※じつはここまでを17回でまとめようと思ったのです、体力的に無理だったので・・・

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では18回目スタートです


今回は

45.エゴイスト 46.王様は退屈する 47.アリストテレス 

でございます。

エゴイスト

ここでいう”エゴイスト”は、とにかく損得でしか動かない人、を指します。

苦しまずに楽して快楽を得たい・・・そうなると、懸念ばかりが先立ち、最終的には病気だの漏水だの、考えてもどうしようもないことばかり感が手絶望するようになるわけです。

前回出てきた通り、人間は行動して苦しみの中から喜びを得るもの。それはたんなる快楽とは違ったものです。

戦争についても書かれております。戦争を単なる”勝負”として考えると、高邁なもの(どうかと思いますけどね…)だけれど、戦争前の隷属状態と戦争後の隷属状態は、最も醜いものだ。

戦争後の無秩序は、最良の人が殺されて、悪賢い連中が正義を犯して支配する機会を見つけること。

この言葉は、現在の紛争・戦争を見る際に、

王様は退屈する

小人閑居して不善をなす。。。

この一言に尽きます。

あぶく銭をつかんだ小人は、暇にかまけてろくなことをしなくなる。周りにもご機嫌取りばかりになり、より一層退屈して、よりろくでもないことをするように…

これの最たるものが”戦争”ですわね。

で、王様は、なにも一国一城の主だけではないのです。

誰もが王様なんですよ、自分、家庭という王国の。

アリストテレス

我慢するのではなく、自ら進んで行うのが心地よさの根本である。。。

・・・

至言ですね

苦しみを我慢するのではなく、自ら進んで苦しみを得て、そこから幸福を紡ぎだす。

じゃないと暇があなたを取り込んでしまいます。

前回と今回のまとめに通じるのが

幸福は誰かから与えられた時点で幸福ではなくなる。

幸福は、行動してその中から得らえる

ということです。

最近ワタクシもそう思います。

いいたかないけど忙しいんす。

でも、ワタクシと関わった人が不幸になるような取引だけはしたくありません。

忙しくても、苦しくてもその中に、お客さんの安心、喜びがあるのであれば、それがワタクシの幸せでもあります。

・・・

それでお金ももらえるしね(おい)

という訳でようやく半分を超えました。のこりを二月で・・・

・・・

ウソです

や・ば・い(はぁと)

という訳で今日はここまでCyaoノシ

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