ワタクシの心に刺さった『日常』という歌

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

最近、いろいろありまして疲れが取れずにいたんですわ。

で、ワタクシの最大の娯楽であるラジオのとある番組で流れたある曲・・・

冒頭の歌詞二行

はしゃぎすぎた週末のシワ寄せならばまだ良いのに
変わり映えない 外れない 心に付いた足枷

歌詞より引用

でひきこまれ、聞き入ってしまいました。

その曲は

Official髭男dismの『日常』

日本テレビnews zeroのテーマソングだったんすね。。。

引っ掛かりました。私の心のささくれに

こんな歌詞です

はしゃぎすぎた週末のシワ寄せならばまだ良いのに
変わり映えない 外れない 心に付いた足枷
先の見えない夜の帰り道 「明日なんてなきゃ良いのに」
今何て言った? あぁ、確かめなきゃ良かった

そんな時震えたポケットから 見慣れた文字が光る
その通知ひとつで全てを救い得るあなたの間の良さに
しんどいなぁなんて思ってんのバレてるみたいだ

ノルマ以下か以上か 日常は今日も計られる
スーツでもスウェットでもそれは同じみたいだ
変わりないか元気か あなたは今日も気にかける
良い日でも悪い日でもそれも同じみたいだ

凹み過ぎたどん底の最果てよりはまだ良いのに
そう思えない 割り切れない 心に出来た肌荒れ
塗りたくった細やかな幸せ どれも効かなくて
潰せもせずに赤く大きく 時間と共に酷くなってく

解決策はいくつかある事 分かってても踏み出せない
ホメオスタシスの7文字に容易く躓いてる心じゃもう
しんどいなぁなんて嘆いたって迷惑みたいだ

何をどうしたいのか 自分の事を推し測る
辛いとか辞めたいとかそれも日によるみたいだ
何でも打ち明けてと 言われる度に言えなくなる
ご厚意に甘えるのも割とキツいみたいだ

別に大した事ないよ 話すだけで十分だよ
打たれ弱いくせして あなたにまだ良い顔をしていたい

ノルマ以下か以上か日常は今日も計られる
スーツでもスウェットでもそれは同じみたいだ
変わりないか元気か あなたは今日も気にかける
良い日でも悪い日でもそれも同じみたいだ

変わらない人たちに悩まされては癒される
強がれるこの強さが割と大事みたいだ
不細工な心ひとつ日常を今日も生きる

日常 https://www.uta5.com/kasi/85465

月並みですが。。。

藤原君の歌詞は、すごいね。

難しくない言葉で、揺れ動く心をえがこうとしてる。

その中でもこの部分

何をどうしたいのか 自分の事を推し測る
辛いとか辞めたいとかそれも日によるみたいだ
何でも打ち明けてと 言われる度に言えなくなる
ご厚意に甘えるのも割とキツいみたいだ

日常 https://www.uta5.com/kasi/85465

ワタクシの胸にグサグサと刺さってきました。

誰もが常に辛かったり、幸せだったりするわけじゃない。かといって辛いとき、しんどい時に誰かに頼り続けると、それ自体に自分が傷つくことがある。

・・・なんかわかる。

・・・なんかわかる。

※大事なことなので二度言いました

藤原君の歌い方もあるのかもしれませんが、ぶっきらぼうな人生の応援歌のように感じます。

ええ・・・

ワタクシの心のプレイリストにガッツリ入ってきましたとも

で、日常といえば、星野源の『日常』も大好きな歌です

歌詞はこちら

無駄なことだと思いながらも それでもやるのよ
意味がないさと言われながらも それでも歌うの

理由などいらない
少しだけ大事な物があれば それだけで

日々は動き 今が生まれる
暗い部屋でも 進む進む
僕はそこでずっと歌っているさ
へたな声を上げて

みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ
みんなが好きなものが好きでも それでもいいのよ

共感はいらない
一つだけ大好きなものがあれば それだけで

日々は動き 君が生まれる
暗い道でも 進む進む
誰かそこで必ず聴いているさ
君の笑い声を

神様は知らない 僕たちの中の
痛みや笑みが あるから
そこから

日々は動き 今が生まれる
未知の日常 進む進む
誰かそこで必ず聴いているさ
君の笑い声

夜を越えて 朝が生まれる
暗い部屋にも 光る何か
僕はそこでずっと歌っているさ
でかい声を上げて
へたな声を上げて

https://lyricjp.com/ats/a0512cf/l0264d2h

月並みですが、

星野源、天才ですわ。

やさしいね。この頃の星野源の楽曲はとにかくやさしい。

みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ
みんなが好きなものが好きでも それでもいいのよ

歌詞より引用

こんな歌詞は書けない。三回転生しても書ける自信がない。

とってもシンプルな言葉で、心の動きを動的に表現している。

この二曲の『日常』

二つとも傑作だと思いますが、

藤原君の『日常』は、辛い日常にそっと寄り添おうという歌詞で

お源の『日常』は、人生の無意味さを肯定しながら歌詞を書いているように感じます

どっちがいい悪いじゃありません。どちらも素晴らしいです。

だって、同じような曲がたくさんあってもしょうがないですからね。。

誰でも思いつくことを誰でも思いつく表現で表現するのは、音楽家・作詞家の仕事ではありません。

・・・どっかでもこれ書いたな。。。

今回ご紹介した二曲には

日常は辛い、しんどいだけじゃない。

だから

辛い、しんどいだけで塗りつぶさせない

そんな強い決意を感じます。

髭ダンは『Pretender』

星野源は『恋』

だけ聞いて

こいつらどうせみんなおんなじ曲だろ?

みたいに思っているそこのあなた!!

この二曲から二組のミュージシャンの沼にはまってみてはいかがですかな?

という訳で今日はノー不動産デーでフィニッシュ。

Cyaoノシ

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