土曜日夜の地震、皆さんもビックリしたのではないでしょうか?
かなり揺れましたからね。。。
宮城と福島では大きな被害が出ているようです。。怪我された方もいらっしゃるようです。
まだまだ大きな地震に警戒しなければならないんだなと思い知らされました。
で、あの地震、なんと、
東日本大震災の余震
なんだそうです。
え、あれから10年もたつのに?
とお考えのあなた!
「地球の46億年の中では、10年なんて一瞬みたいなもので、誤差の範囲内」なんですって・・・
・・・言葉を失います。。。
そして今週の水曜日、すげーの来るらしいですね
なにって、
寒波ですよ寒波・・・
もうだんだん勘弁してほしいところです。
やっぱり
地球さんにはかなわねぇな。
さて、先々週から耳目を集めまくった某元首相&組織委員長の舌禍問題
ただ単に80過ぎの前時代的なおじいちゃんを辞めさせて鬼の首とったどーだけでは、ヘイトを集めやすい相手を引きずりおろして留飲を下げるだけで全く持って不毛です。
この問題を某週刊●春の人気コーナー「新聞不信」では
失言→辞任か否か本人に迫る→世論(まぁ大体やめたほうがいいが多勢)→有識者やらがコメント→辞任(やめさせた、やったぜ)
のお決まりのパターンに辟易とする
といった書き方をしており、ワタクシもほぼおんなじ考えです。
で、今回はこの問題をワタクシなりに考えて記事にしたいと思います。
え、ヒマだから?
だ、断じて違いますからね!
今回の森氏の舌禍には
- 発言の良し悪しについて
- 舌禍を起こすトップを誰も止めない組織について
- 「女性が多い会議は長い」と発言した背景について
という、性質の異なる問題が含まれていて、議論がかみ合っていないように思います。
まず
- そもそもの発言の良し悪しについて
どんな発言だったか、WEB上に全文があがっておりました。
森喜朗会長の3日の“女性蔑視”発言全文
正直とらえ方はそれぞれですのであれですが、ややアレなヤフコメの中に
『女平等を掲げるオリンピックに関する公の場で、「女性は」と性別括って発言したことが問題だと国際社会は感じているのです。当然「男性は」と括って話した場合も、科学的根拠に基づいた内容でない限り、オリンピックのアジェンダ2020の意向に反するため批判されることになります。』
というコメントがありました。ワタクシも同感です。※あとスポンサーからの風当たりが強いんだろうね。。。 - 舌禍を起こすトップを誰も止めない組織について
自分としてはこれが一番問題ではないかと思います。委員長一人にしか目が行っていないのはおかしいですよ。組織自体がそういう体質なのであれば、トップが変わろうが何しようが、結局は何にも変わらないんでしょうからね。。 - 「女性が多いの会議は長い」と発言した背景について
発言の該当部分の抜粋です(発言全文は上のリンクを見てね♪)
(発言ここから)
「女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。」
(発言ここまで)発言の内容から森氏が所属する協会や組織委員会ではそうなのだと推測しますが、ではなぜ女性は次から次へと発言する、そして競争意識が強いのか?
私は
一.女性が発言すると、他の女性が発言しやすくなって様々発言が出る
二.積極的に発言するような女性しか意思決定機関に登用されない。※語弊がありますが”男勝 り”な女性しか男性社会で生き残れない構造になっているからではないかと考えます。
どんな会議でも特に発言しない委員もいるし、お前もうしゃべるな。。。という委員もいるわけですからね。それは女性・男性関係ありません。
国会議員、大臣の男女比(国会議員に占める女性の割合は,平成30年2月現在,衆議院10.1%(47人),参議院20.7%(50人)、大臣もわずか10%)を見ても明らかなとおり、国の行政府と立法府が圧倒的に男性優位な社会ですから、まずはここを変えなければ、同じような不毛な鬼の首取りショーが繰り返されるだけです。
やみくもに女性を増やしても、能力がない人が選ばれたらどうすんだ!・・・という意見もありますが、男性ばっか選ばれている中にも、どうしようもないもが混ざってるのをお忘れになったのでしょうか?あえて誰とは言いませんが・・・
で、この鬼の首取りショーの末路がどうなるか・・・
過去の森氏辞任のころどうだったか覚えてますか?
当時首相だった森氏が『神の国発言』やら『えひめ丸事故の際の初動不手際』がボロクソにたたかれ、支持率低迷したまま辞任しましたが、次の首相は誰でしたか?
その首相はものすごく高い(熱狂的ともいえる)支持を得て、この国の構造をどうしましたか?
その人なんかぶっ壊すとか、抵抗勢力とか言ってませんでした?
みんな忘れてないでしょうか?
久々、不動産全く関係ないネタ・・・