やきうの未来を考える(切実)

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

高校野球やってますね。

このくそ暑い中、甲子園で。

※この間、阪神はずっと移動してビジターなので、通称”死のロード”・・・ですが、クソあちー甲子園でやらなくていいのはむしろエンジェルロードなのでは?

さて、

ワタクシも高校球児でした(ドへたくそですが)

あれからかれこれ25年経ち。。。

いまや高校球児は絶滅危惧種だ、というのはご存じですか?

え?出たくても出られない選手がわんさかいて、競技人口だってそんな減ってないでしょ?

とおもいますよね?

実態は。。。

日本高野連によると、全国の高校の硬式野球部員は2022年度で13万1259人。17年度に比べ約3万人減となっている。12年度から17年度は約6500人しか減っていないのと比べれば、その急激さがよく分かる。伊藤監督は「野球のレベルは低下していく一方」と危機感を感じている。

引用元 お兄ちゃん、野球って楽しいね 高校球児が子どもたちを指導 競技人口減少で魅力伝える

この記事によると、2012年から2017年までの間、少子化が進んではいますが、そのペースよりもはるかに速いペースで減っております。

さらにひどいのが中学部活。。。

中体連の調査によると2012年時点では、男子中学生の運動部活の競技人口は軟式野球部が26万1527人で第1位、サッカー部が、24万8980人で2位だったが、2021年にはサッカー部が16万7256人で1位、バスケットボール部が16万4005人で2位、野球部は14万9485人で3位。14万6937人で4位の卓球部に抜かれようとしている。

引用元 なぜこの10年で高校野球部の半数が消えたのか…野球離れを悪化させた「甲子園を目指す野球」の罪深さ

4割減ですよ4割減。。。

スポーツの選択肢が広くなったというのもありますが、ワタクシは

一発勝負のトーナメントばかりで、目先の勝利を目指さざるを得ないという大会構造が一番大きな問題だと思います。

筒香選手はずっと言ってますね。勝利至上主義では子供が野球を好きにならないと。

※筒香、日本帰ってきて・・・

甲子園では、ベンチ入りの何倍もの部員がスタンドで応援する高校ばかりですが、

連合じゃないと出場すらできない高校がたくさんあります。

ベンチはいれない連中は、メガホン振るために野球やってたのかって話です。

一番大事なのは、旨い下手関係なく、野球というスポーツを楽しむことではないでしょうかね?

 炎天下の一発勝負で、ドラマが生まれるという24時間テレビ的感動ポルノをありがたがるのはそろそろやめにしないと、本当に高校野球自体がダメになり、ひいてはプロ野球のレベルが落ちることになりかねません。

日本の選手がメジャーに行くと軒並み成績を落とすのは、見ていて本当に悲しい。

それが20年以上全く変わっていないのは、もっと悲しい

※除く大谷翔平

すごい選手がすごいプレーをするから人々は魅了されるわけです。

高校生を”使い捨て”にするような今の構造、ここでかえましょうや。

その方がプロ野球もきっと盛り上がりますよ。

慶応森林監督の2020年著書をまとめたナンバーの記事がとても面白いので、是非皆様ご一読くださいませ。

という訳でくそ暑い中皆様お疲れ様です。

週末ゆっくりおすごしくださいCyaoノシ

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