うまれたプロダクトと底知れぬ悪意と

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

さて、アパートマンションでも必須の設備というものはどんどん増えていきます。

エアコン・洗浄便座・室内物干し・モニタ付きインターフォン・・・

で、大家さんにいろいろと説明するわけです。

「築古アパートが選んでもらうには、家賃か設備しか勝負のしどころがない」

と。

そうすると、

「入居者もどんどんぜいたくになって・・・」

というハナシをされることがあります。

実はワタクシ

この考えに、ずっと違和感を感じておりました。

贅沢になった・・・のか?

便利なもの、通常の一軒家についているものはついていてほしいと思うのは当たり前ではないのか?

で、それに近いことを考えるきっかけがありました。

とあるラジオ番組(確かヤバいTシャツ屋さんがパーソナリティのラジオでした)

「もしもボックス」で願いが叶うならどんな世界といったテーマに対して(※テーマはうろ覚えです。。。ゴメンナサイ)

「スマホがない世界になればいい」

という

中高生の投稿が読まれていました。

ええ・・・

中年じゃありません

中高生です

投稿内容をまとめると

  • 友だちと話をしていてもみんなスマホを見ている
  • 聞くとみんないわゆる「SNS疲れ」を感じている
  • ちょっと前までそんなものはなかったから、そういうの無しのコミュニケーションがとりたかった
  • みんなでイッセーのでやめればいいのでは

こんなだった(はず)

まぁね。。。

本人とダイレクトに繋がれるのは、タイパはいいですがお互い必要以上にコミュニケーションに気を遣うだろうからな。。。

スマホもケータイもない時代に青春を過ごした身としては、素直に常時接続のつながりはしんどいだろうな…と思いました。

ただ

家電にかけて、居ないかもしれない・・・

とか

綿密に約束しないと現地ですれ違いになる・・・

とか

今はほぼ起こらないわけです。

それは素直にウラヤマシイ。。。

結局、

ないものねだりなんですよね。

当時も今も、

いじめも、

スクールカーストだって

ワタクシが中高生当時から存在していたし、何にも変わっていない。

人間がそんなに簡単に変化・進化するはずがない。

世にプロダクトとして生み出されてしまった以上、全員がいっせーのーでやめるなんてのは不可能です。

全員を出し抜こうと、やめたふりするやつが出てくるのが目に見えてますからね。

あれ、

これって・・・

核兵器とほぼ同じ構図じゃね?

自らを滅亡に導く技術だとしても捨てることは出来ない。。。

・・・

はっきり言って答えが出る話でもなく、出たとしてもむなしい答えだったりします。

だから、核廃絶を!というスローガンに、どうしても気持ちがついていかないんですよね。

・・・

最初のアパートのネタに戻ります。

新しいアパートは、初めからフル装備で勝負を挑んできます。

お客様に選んでもらうために。

それをずるい・卑怯だとはいえないわけです

ましてや、ぜいたくになったと嘆いて、そういった最新設備をいっせーのでつけるのをやめる。。。

なんてのはお花畑もいいところです。

だったら、

最低限スタートラインに立つための装備をつけるか

全く別の戦い方をするか

覚悟を決めなければなりません。

そんなこんなで、暑いわ雨が降るわの一週間、乗り切ってまいりましょう。

また明日Cyaoノシ

2 thoughts on “うまれたプロダクトと底知れぬ悪意と

  1. たしかにーーーー!!!うんうん、と頷きながら読んでしまいました。
    物件を選ぶ事は、どちらかというと「選ばせてもらう」という気持ちだったので、
    大家さん側の「選んでもらう」装備!!!勉強になりました。
    時代が変われば、気候も変わり、インターネットという恐ろしくも便利なものが普及されている昨今、アパートの装備も変わらねばいけない時なのですね。

  2. こさち様
    コメントありがとうございます!めったにないので嬉しいですm(__)m
    新しいアパートは基本、必要な物全部乗せで勝負に出てきますから、築古は何らか対抗策が
    無いと厳しいわけです。
    インターネット無料も、都市部を中心に、必須またはほしい
    設備になってきてます。
    ※たとえるなら、25年くらい前のエアコンとか洗浄便座と同じですね。。
    人口が減るのが確定しているので、その中で選んでもらうためにも
    そういう流行り廃りに敏感でなければならんです。キビシーッ!!

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