皆さん
観ましたか?火曜日の
『クローズアップ現代+』の 『密着!住宅ローン破綻 サラリーマン危機最前線』・・・
いやぁ・・・
色々闇深いっすなぁ・・・
一回の記事でまとめようかと思ったのですが、とてもじゃないがまとめられそうにないので、他人の褌で連載ものやります。。。
受信料払ってNHK職員様の超高給を支えているんだから、多少は、ね
先ずはこちらをご覧ください
※ここから元ネタからの引用です
CASE1 残業代減で行き詰まり…
この日、横浜にある不動産会社に相談に訪れたのは、映像制作会社で正社員として働く石井孝さん(仮名)、48歳。
TV映像制作会社 勤務 石井孝さん
「銀行から『督促状』が届きまして。手持ちのお金もないので。」
残業代が減少したことで、住宅ローンを5か月滞納。金融機関からローンの残額2,600万円を一括で支払うよう、督促が来ていました。
しかし、1年前。働き方改革で、石井さんの会社では残業時間を規制するようになったのです。それまで月40時間だった残業は、多くて月1時間ほどに。収入は19万円にまで落ち込みました。
さらに、母親が認知症と診断されます。介護や医療の費用を姉が負担することになり住宅ローンはすべて石井さんの負担になってしまったのです。
TV映像制作会社 勤務 石井孝さん
「基本給では生活が厳しい。残業でまかなっていた、そもそも。残業しなくても生活できる給金くれと思いますよ。」
石井さんの相談を受け、不動産会社は金融機関と協議して家の差し押さえを猶予してもらいました。そして少しでも高く買ってくれる買い主を探しました。
4か月後、2,800万円での売却がようやく決定。ローンの残額をすべて返済することはできました。しかし、今月中に自宅から退去しなければなりません。母と姉はすでに引っ越し、石井さんは1人、家の片づけに追われています。
TV映像制作会社 勤務 石井孝さん
「1人の食事ってさみしいなって。会話がないとか最近思う。あとは孤独死。何年後かは分からないけれど。」
・・・もう、ね・・・
このCASE1、問題は3つあります。
- そもそも年収が低い
- 将来のリスク(親の高齢化・介護リスクなどなど)に対しての備えが全くない
- 滞納が5ヶ月と長期に至るまで何もしなかった
共稼ぎが当たり前の昨今、世帯収入からローン金額を決めること自体は問題ないのですが、そうなると世帯が運命共同体となるわけです。
単純な計算で、帳尻合えばええやろの精神で、財布はバラバラのままローンをくんでしまうと、リスクに備えるだけの予備費(=貯金)がないまま返済が進み、途中で問題が起こるとあっさり返済不能に陥ってしまう、というわけです。
そして最後・・・
人間、どうしようもなくなると差し迫った危機に対しての感覚がマヒするんでしょうね(体験談)
で、返済についてですが、番組内でこんなやり取りがありました
ーーー引用ココから
深田さん:その家賃と低金利で本当に返せそうって、いいことばかりではないんです。このようにちょっと無理しちゃいがちなのですが、家賃並みの返済額で借りると、貧乏になります。
武田:え!?
佐藤さん:びっくりですね。
武田:でも返済額って、大体皆さん、そういうふうに決めているんじゃないですか?僕、実はそうなんですけれども。
深田さん:マンションだったら管理費、修繕積立金がほかにかかりますし、持ち家になると固定資産税もかかるわけですから、ローン以外の住居費の分だけ、きちんと貯蓄ができていないと、貯蓄ができなくなる、もしくは貯蓄額が減るということになるので、家賃並みの返済額は危険なんです。
引用ココまでーーー(文内の赤文字はワタクシ編集)
住宅ローンという大きな借金してしまえば逃げ場もなくなるし、ローン以外にも将来の修繕の為の積立だの固定資産税都市計画税だのがかかります。
マンションは言わずもがなP代、管理費、修繕積立金が毎月かかるわけです。
だから、家賃=借金を負わないというリスク回避の意味合いもあるわけです。
この石井さん(仮名)が最後に引っ越しの準備をしている映像が流れたのですが、予想通りものであふれた状態でした。
モノの管理とお金の管理ってほぼイコールなんですわ。
滞納したり、頻繁に家賃が遅れるというお客さんのお宅も、高確率でものであふれています。
家が物であふれている・・・
物が捨てられない・・・
友人知人を部屋に入れられない・・・
こういうかたは、長期ローンを組む前に、まずは自分のモノの整理や在庫把握をされることを御お勧めします。
上段のようですが結構本気です。
で、最後に・・・
家賃並みの返済は怖くないだのなんだの言ってる輩、元気ですか?
というわけで続きます
[…] 他人の褌で連載ものの第二回目 第一回目はこちら […]
[…] 第一回目はこちら […]
[…] 第一回目はこちら […]
[…] 第一回目はこちら […]