皆様ご機嫌麗しゅう・・・

昨日からどえらい寒いですね。。。

やっぱり暦はただしいんだね。。。

今日はまじめなお話。

※ワタクシ昨日ボロクソに言われて傷心気味なので、少し真面目な事でも書いて自分を慰めております。

皆様　谷崎潤一郎はご存じでしょうか

昭和を代表する大文豪で大谷崎などと称されることもあります。

ワタクシも細雪と春琴抄は繰り返し読みました。春琴抄は年とってから再読すると、何かグッとくるんですよね。。。スタバで涙目になっちゃいましたよ。

そんな谷崎、自宅を売却するときに一つ、条件を加えたんだそうです

それは

『庭前の姿を変えないこと』

白黒ですが写真こんな感じ。

ワタクシこの逸話がとても好きです。そしてこの佇まい、文豪オーラがにじみ出ている。

・・・え？

そんなに愛していたなら売らなきゃいいじゃん？

・・・それは置いといて。

売る側が思い入れのある住宅・土地を売却するときに条件をつける・・・

じつはワタクシも、過去にやったことがあります。

※あまり詳しく書くと特定されてしまうのでちょっとボヤっとした感じで書きます。

鶴岡の中心市街地で、結構敷地も広い、そして住宅もいわゆる”お金持ちの家”

ただそのお宅は新築からかなりの年月が経過していたのですが、良い建材、建具を使用していたり、水回りはリフォームしていたり、解体するには惜しい建物。

売主様の思い入れも大きく、解体せずに売却したいとの強い思いがありました。

ぶっちゃけ、全壊しして更地を分譲すれば儲かることこの上無いのですが、それは売主様の思い出もぶっ壊すのと同じ。

※ちなみにはじめて相談を受けてから本腰入れて売却するまで、足掛け4年かかりました。売主様が遠方在住だったと、長い時間を過ごした自宅を手放すことへの葛藤で、ずいぶんと悩まれたとのことでした。

そんな背景もあり、とにかく大事にしてくれる方にお譲りしたいな・・・と考えて居ったところ。。。

ピンズドの方がお見えになり、ご紹介したら一目で気に入ってくださり、あれよあれよと契約・決済。。。

売主様は建物がそのまま残り、とても喜んでおられる

買主様は想定予算を下回る金額で購入でき、とても喜んでおられる

ワタクシも仲手もらえてニッコリ

そうですこれが”ご縁”・・・

不動産を売却する際に、”条件”を付けると、当然ですがターゲットが狭まり、売却まで時間がかかることが予想されます。

が、

逆に言えば

時間がかかってもいいから、納得した取引がしたいという方は、是非ともこだわって売却してもらいたいな…なんて。。。

ただ・・・

売買値段があんまり市場価格から外れると、見向きもされないのでご注意をm(__)m

それではまた明日、明日はリライトでお会いしましょうノシ