皆様ご機嫌麗しゅう・・・
昨日はホントあれでスマンでした。。。
アレなんですが、何とか更新できる環境作りましたよ。。。
※アレは・・・そらもうあれよ。
ただ、時間の制限があるので、いつもよりちょい短めの記事になることをお許しください。
さて、不動産屋って、
自分が持ってる不動産を貸す・売る場合と
人のものの賃貸・売買をあっせんする場合(仲介)と二通りのお仕事があります、
※弊社は”仲介”が99.99%です。
で、仲介にあたって、物件の調査をするわけですが、一番困るのが
だれが所有者なのかわからないケース。。。
鶴岡では少ないのですが、相続登記しないまま、相続が二次相続、三次相続と発生し、所有者がネズミ算式に増え、二進も三進もいかない土地
いわゆる≪所有者不明土地≫として社会問題になっております。
※アイキャッチ画像は、クローズアップ現代プラスより転載
ワタクシ共も、この土地誰のだ?所有者の方が売却する気が少しでもあるかな・・・というときは、
まず登記を調べますが、現在の所有者、現在の納税者が登記されていないケースがまだまだ多いんです。
※詳しくはこちらの記事をご覧ください
相続未登記=所有者に行き当たる方法がないという無理ゲー状態になります。
誰のものかもはっきりわからない=売る以前の問題なわけですよ。
おまけに、土地はほったらかしにすれば雑草や樹木がガンガン伸びます。
そういった苦情はまだ市町村の環境課に問い合わせると、何とか対応してもらえることがありますが、
こちらの所有者不明は、そういう訳にもいかんみたいです。
誰が設置したのか「勝手橋」…住民多数が利用でも、管理者不明のまま補修されず放置
勝手橋、すごいねーみんぐですね・・・
橋というものは使えればいいというものではありません、万が一=命の危険につながりますから、
責任の所在がはっきりしなくなるのがやばいんですよ、、、
記事の最後を引用しますと
米田昌弘・近畿大名誉教授( 橋梁 工学)の話「管理者不明橋は国や自治体が定める基準を無視して設計・建造された可能性がある上に、老朽化しても補修工事の責任を負う主体がわからず問題だ。崩落すれば、通行人が巻き込まれたり、大雨時に水流がせき止められてあふれたりする恐れがある。市町村への引き継ぎや、住民の理解を得た上での撤去を積極的に進めるべきだ」
読売新聞オンライン 上リンク記事より
結局、市町村も都道府県も、管理者となった時点で維持管理義務が生じます。
イコール、金がかかるわけです
自治体はみんな金がない金がないですから・・・
で、撤去にも多額のお金がかかるし、周りの方々も突然無くなれば困る。
どうすりゃいいんだ・・・状態です。
で、実は、この問題って、橋だけじゃないんですよね。。。
とちょっと引っ張って、木曜日(明日はリライトやります)に続く
One thought on “所有者不明の恐怖”