何度も言ってますが、家賃は勿体ないを信じるな

皆様ご機嫌麗しゅう

さて、いきなりけんか腰のテーマでございます

アイキャッチ画像(記事の横に出てくるちゃっこい画像)は、『家賃もったいない』で画像検索したのをスクショしたものです。

でるわでるわ・・・

・・・

まずは一本、記事をご紹介します

住宅ローン契約者の3人に1人が破綻する? 統計が浮き彫りにした金利上昇の大きなリスク

・・・何となく予想のつくないようですが、

引用ここから

ここで、以前に紹介した金利上昇の到来によって破綻する可能性がある「4人に1人」はどのような根拠があったかをおさらいしたい。この「1人」に共通するのは、ある”危険な住宅ローンの組み方”をしていることだ。

 それは、「頭金が最小限で、固定金利だと借りられない金額を、変動金利では借りられるためにローンを組んだ」という人だ。

 固定金利は変動金利を上回るのが原則だ。そのため、借入可能額と毎月の支払額を一定とした場合、固定金利よりも変動金利の方が、総返済額に対する元本の割合が高くなる。そのため、変動金利を選んだ方がグレードの高い家に住めるようになるのだ。

 固定金利では立地、間取り、日当たりなどのさまざまな条件に目を瞑って、妥協した家を買うことになる。しかし、変動金利では妥協しない理想の家でも、(今の金利の想定では)ギリギリ返済できるというという想定で満額を借りてしまう人が4人のうちの1人の破綻予備軍に該当するのである。

 住宅金融支援機構によれば、金利上昇が始まる前の21年10月時点において「変動金利」を選択した顧客は67.4%と全体の3分の2以上であった。しかし、驚くべきことに、最新の調査結果では、目先で金利上昇が発生しているにもかかわらず「変動金利」を選択している契約者が73.9%まで増加しているのだ。

 それだけではない。変動型の融資を選択した顧客において48.5%が、物件価格に対する融資の割合が90%を超えているのだ。

 住宅ローン契約者で変動金利を選択した73.8%のうち、9割以上の融資率となっているのは44.8%である。つまり足元では、全住宅ローン契約者のうち33%、3人に1人が住宅ローンの破綻予備軍となっている。

引用ここまで

融資ぎりぎりで変動で借りる・・・正気の沙汰とは思えません。

でも、信じられないかもしれませんが、金融機関も、『ほとんどの方が変動金利ですよ』なんて平気で言うんですよ。。。

この記事にも、(下引用)

 不動産会社としては、変動金利であれば固定金利よりも高額な物件を購入してもらえるため、目先の営業成果が最大化するというメリットがある。筆者が実際に目にした例では、自社リノベ物件を「頭金10万円」で、変動金利で目いっぱい借りさせ、買わせようとする例もあった。その担当者の「みんな変動(金利)です」といった発言があったことからも、この統計には説得力があると思われた。

不動産屋やら銀行のローン担当に

『みんな変動金利ですよ』

と言われてホイホイ変動で組むというのもどうかと思いますが・・・口八丁なんやろうなぁ・・・

あ、この話、船から海に飛び込むジョークににてるな。。。

ご存じない方の為に一応こんなやつです

世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません。したがって、その船の船長は、乗客を海に飛び込ませようとしますが…。さて、船長が各国の人を飛び込ませるために放った言葉とは何でしょう?

  • アメリカ人に対して・・・「飛び込めばヒーローになれますよ」
  • ロシア人に対して・・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」
  • イタリア人に対して・・・「海で美女が泳いでいますよ」
  • フランス人に対して・・・「決して海には飛び込まないで下さい」
  • イギリス人に対して・・・「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」
  • ドイツ人に対して・・・「規則ですので海に飛び込んでください」
  • 中国人に対して・・・「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」
  • 日本人に対して・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ!!」

・・・

で、住宅ローンについては

以前まとめたクロ現プラスの住宅ローン破綻の記事、渾身のまとめですので是非ご一読ください。

第一回目はこちら
第二回目はこちら
第三回目はこちら
第四回目はこちら
最終回はこちら

で、

もし、もしですよ、万が一
※ほかにも理由があると思いますよ・・・

変動金利の借入率が高いから政府(日銀)が金利引上げに踏み切れないというのなら・・・

ワタクシ・・・全く理解できません。

というか、

ふざけんなと思います。

だって、変動で金利が上がるということはすなわち

『変動のほうが支払いが安くなる』という賭けに負けただけですから。

変動を選ぶ(選んだ)のはあくまでも借りて家を建てる方です。完全に自己責任。誰も守ってくれません。

だから

金利だなんだとごちゃごちゃ考えるのめんどいという方は、よほどの大金持ちでもない限り、家を買ったり建てたりしないほうが良いです。

家を建てて借金をする、ということに自覚と責任を持たねばならんのです。

世にはびこる

  • 家庭の手取り収入がどのくらいか
  • 子供の教育費も圧迫しない
  • 年に何回かは旅行できる
  • 車や家電の買い替えも頭に入っている
  • もちろん家の維持費も頭に入っている

最低でもこのくらい考えたうえで、家を買わねばならんのです(大金持ちを除く)

逆に、上記を考えたうえで家を買いたい、建てたい方は家計を破綻させることなくかつ、ローン返済で手いっぱいになることなく上手にやりくりできるでしょう。

自分の身は自分で守らねばなりません。

二度目の登場

何百万・何千万の大きな借金です。慎重になりすぎるということはありませんので、是非

頭が破裂するぐらいよくお考え下さい。

そしてなにより・・・

かなしい理由で売りに出されるの、見たくないんじゃ・・・

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