皆様ご機嫌うるわしゅう・・・
さて、こういう題名にすると、大家さんに刺さるらしいのです。
ワタクシ、最近アクセス数が増えてきたこともあり、もっとホームページ読んでもらいたい欲求(というかブログ読んでほしい欲求です・・・)が高まっております。
というわけで、今回はまじめなお話し
相続税対策にアパート、ど定番中のど定番です。
土地だけにしておくより、土地プラスアパートにして、借金をこさえると、あら不思議
資産マイナス借金で、相続税がお安くなるんです。
詳しくは相続税対策、アパートでググろう!!
が、
単純に相続税対策の為だけにアパートを建てるのはよろしくおありません。
今回はまじめに考察したいと思います。
①経年での劣化
どんなに新しいものでも、時間とともに劣化し、修繕が必要になります。
エクステリアだけでも
- 屋根
- 外壁
- 外灯
- 電気メーターボックス
- 雨どい
- 共用灯
- アパート看板
- TVアンテナ
あと盲点ですが
- 側溝グレーチング
- 駐車場アスファルト・白線・フェンス・縁石
- 消雪関連設備(設置していれば)
- ゴミボックス(〃)
- 駐輪ボックス(〃)
このあたりですかね。。。
それプラス、室内も当然ですが傷んできます
- 壁紙
- 床(フローリング・畳・クッションフロア)
- 木枠
- ふすま・間仕切り
- ドアノブ
- 玄関鍵
- 網戸
住宅機器関係だと
- 浴室
- トイレ
- キッチンシンク
- 洗面台
家電・ガス製品だと
- エアコン
- 照明器具
- 換気扇
- 給湯器
- ビルトインコンロ
- IHクッキングヒーター
- スイッチ・TVアンテナ差込口
- チャイム・モニタフォン
・・・金が飛んでいく姿が見えます。。。
残念ながら、
こういった部分が修繕されないでいるアパ・マン・貸家が結構あるんですよ。。。
手持ち資金がなく、ほぼ全額借金で建てると、その後の修繕に充てる予算がないからです。。。
修繕、設備更新の恐ろしさは、
- 同じ時期につけた者は大体同じころに故障する
- 一つ一つが高い
- 昔のものだと部品の破損でも全とっかえが必要になる可能性・・・
エアコンなんてひと夏で3台4台と壊れるの、珍しいことではありません。
こういう知らせを受けるたび、ワタクシ、胃が痛くなります・・・大家さんに言いたくない。。。
しかも住宅設備も、あらゆるものが毎年値上げ値上げでコストは増すばかりです。
ヤバいくらいに古くなったアパートであれば、ほぼスケルトンから治す、という手もありますが・・・
フルリノベは数百万円のご予算で見なければなりませんからね・・・
なんだかんだでやっぱり金目なんですよ。
なので、
『アパートの大家さんは左うちわでええくらししてるんやろなぁ…』
とお考えのお客様。
そういう大家さんは、ごくごくごく一部です。。大家様、皆様苦労しております。
※ワタクシはそんな正直大家様の味方です。
そして、これらの修理・交換は、マイナスがゼロに戻るだけの工事・修理なんです。
よほどいいものを選ばない限り。。。
さらに、これらのリスクと同じ、いやそれ以上のリスクもあるんですが、今日は時間が無くて。。。
木曜日に続きを書きますの。。。。
・・・スミマセン。
One thought on “相続対策にアパートはNG・・・(前編)”