人生とはバランス・・・ニコマコス倫理学 前編

昨日は巨人vs広島

なんだかね・・・

ノーアウト一塁は必ずバントする思考停止監督vs長期政権ですでにモチベなし監督

これじゃね・・・

そりゃヤクルト1000飲み放題のチームには勝てませんよ

そして、村上君が鬼にしか見えない。。。

セリーグ終戦の日は近そうです…

さて、題名から何となくお堅い雰囲気を察知している方、

いまNHKで放送している『100分DE名著』という番組をご存じでしょうか?

※こちらの記事でちょこっと触れてます

5月にアリストテレスの『ニコマコス倫理学』を取り上げてたんです。

ニコマコス倫理学・・・哲学を専攻していたにもかかわらず、概要しか知りません。※どんだけ不勉強なんよワタクシ・・・

・・・

血が、騒ぎましてね。

・・・

で、この『ニコマコス倫理学』って、あの月9で話題になった『ミステリという勿れ』作中でもでてくるんですってね

※2022/07/04訂正 ミステリと言う勿れに登場するのはマルクス・アウレリウスの『自省録』でした…恥ずかしいですね。。。

・・・

・・・はい・・・

観てないです。。。

と、いうわけで、アクセス数が激減する奇跡のレビューコーナー開催じゃ!


アリストテレスをちょこっとだけ紹介します。

これを真ん中に寄せると・・・

中央の白髪が師匠のプラトン・隣のドフサがアリストテレスです

この絵のプラトンは天を指さし、アリストテレスは地面を指してます。

これは二人がどこに理想の世界があると考えているかのを表現してるんですね(ドヤァ)

あと、アリストテレスはアレキサンダー大王のお師匠さんなんです。

つまりアレクサンダーは・・・

育てたといえば…

で、ニコマコス倫理学です。

アリストテレスは人間の生には目的がありそれは幸福(=最高善)と考えました。

最高善があるってことはいろんな善ってことです。

  • キモティー的な奴(快楽的善)
  • お役立ちハック系な奴(有用性善)
  • アカデミックな奴(道徳的善)

それぞれが補完しあうわけです。何となく道徳的善が一番やろ!と思いますが、そればっかりだと融通の利かない人間になっちゃうし、

バランスが大事なんです。どれかに偏ると痛い目を見るので。。。

例えば

腹いっぱい食べれば今はキモティーけれど、太るな・・・とか

夜更かししたら今は楽しいけど、明日しんどい・・・とか

これを番組内では、間接的な結果・効果を想像できるのが人間だ”と表現してました。

これいい表現だな…

で、幸福に生きる=善く生きるために必要な要素が徳で、その中でも

  1. 賢慮(判断力)
  2. 勇気(困難に立ち向かう)
  3. 節制(欲をコントロール)
  4. 正義(他を重んじる)

の四つが枢要徳と呼ばれ、幸福を実践していく重要なファクターです。

この四つがなければ、獣と同じです。

堅苦しいんです、が、この枢要徳って、初めからみんなに備わっていて、習慣を通して完全なものになるんですって・・・

習慣化(ルーティーン化)することで脳に覚えさせる

ほぼほぼ脳科学といっていることが同じ・・・

先日聞きに行った講演で工藤さんも同じこと言ってましたが、

紀元前からそういう主張があったんですね。

この講演すごくよかったです。こういった既存教育に?を投げかける人が増えてくれることを強く祈ります。

読むの疲れそうなので、次回へ続く。。。(二回で終わらせますね)

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