おはようございます
先日新聞の折り込みに、某弁護士法人の折込チラシがありまして。
まーた過払い金か・・・と思ってよく見ると、
空き家相談会
だったんです。
まぁ、遅かれ早かれ絡んでくるだろうな・・・と思ってました。
介護・相続・空家は関連が強いですからね。
勿論弊社でも相続からの売却のご相談は随時承っております。一つ良しなに。。。
さて、空き家問題と同じ、もはや避けられない少子高齢化
子どもが少なくなればなるほど、進学は容易になり、
大学進学は”当たり前”の時代です。
そんな風潮に一石を投じるこんな記事のご紹介
「営業しか就職先がない」有象無象の私文大学は必要なのか…「高卒は恥ずかしい」という親が目を背けている現実
すごい内容だな。。。オブラートに包んで誰も言わなかったようなことをガッツリ言っちゃってる。
まぁ、この文章がすべてだと思います
Fラン大卒「ホワイトカラーもどき」組の“予後”は厳しい。中学時代に後の専門職組と同程度の成績をとっていた人の中にも、Fラン大への進学者は少なくない。彼ら(特に文系)は4年間のモラトリアム期間を謳歌し、何のスキルも持たないまま地元の中小企業の営業職(ウォーターサーバー、不動産が多い。いずれも過酷なノルマを課される)に就くことになる。
いわゆる「ノースキル文系」である彼らの中には、パワハラやセクハラが横行する労働環境に晒され、数年単位での転職を繰り返す者も少なくない。こうした「ソルジャー営業」が肌に合っている人であればいいのだが、多くの場合は経済的にも技術職組に劣後している。 (リンク先より引用)
職人系のお仕事や、エッセンシャルワーカーは慢性的に人手不足の一方、
ショッピングモールに行けば十中八九ウォーターサーバーの営業がいて、
ワンルームマンション営業やってるツーブロックゴリラは雨後の筍のように生まれる。。
※ この記事に出てくる不動産の営業職とは、投資系、ワンルームマンション投資の営業とか”コッカラッス”みたいな営業を指します。財閥系の大手不動産(三菱不動産とか三井不動産とか)とか、ワタクシどもみたいな地方の零細不動産とかとは違いますからね
あと、ここは白眉でした
【じゅそうけん】一方で、「Fランク大学擁護論」として、高校の授業内容の復習を大学4年間かけてしているようなFラン大があることによって、国民の知的最低水準が上がっている、という意見もあります。そういう論については、どう思いますか。
【鈴木】いまご指摘のあった「擁護論」って、いろいろな要素をごちゃ混ぜにしたかなりいい加減なものだと思っています。
日本の知的水準と一口に言っても、教育水準とか識字率とかいろいろあると思います。これらを一緒くたにして「Fラン大が知的水準を底上げしている」言われても、無理がありますよね。
例えば、OECD(経済協力開発機構)の2013年の調査では、日本の中卒者の読解力はスペイン、イタリアの大卒者より上という結果が出ていますが、それとFラン大とはまったく関係がありません。(リンク記事より引用)
・・・一刀両断や・・・
ただこの記事の中で、この部分、
もやもやが残りました。
ド文系で歴史とか哲学とかやりたい人は、いわゆる「偏差値が高い大学」で研究に取り組むのはいいと思います。でも、他の大多数の人は専門職大学のように、職に結びつく内容を学ばないと10年後、20年後、厳しい現実に直面するのではないでしょうか。
大学を名乗る以上は、大学レベルの教育・研究をするか、専門職大学のように大学でしかできない専門教育をしないと、大学である必然性はないのではないでしょうか。
(いずれもリンク記事より引用)
実際この記事の通りなんですけど。
お金を稼がなければ生きていけないのは間違いありません。が、それより大事なことがあってもいいのではないかな、とは思います。
そのためにも、大卒だからホワイトカラーの考え方を改めるか、大卒ありきの考えを改めるか・・・いまはその分岐点なのかもしれませんね。
いずれにしても、ホワイトカラーの中でも言わゆるブルシット・ジョブにあたる職業に人を回せなくなるのは目に見えてます。
勉強が好きじゃないなら、早めに見切りをつけて、いかに稼ぐか、稼ぎつつ自分の好きなことをやるにはどうしたらいいか、を考えたほうが良いでしょうね。。。
それではまた、あした明日ノシ