皆様ご機嫌麗しゅう・・・
今日で弊社、今年の仕事納めです。
昨日締めみたいなことを書きましたが、その続きです。
なぜかって・・・?
紅白の星野源歌う曲変更騒動でワタクシ、自分が思いのほか傷ついてるんです。
星野源がこのことで心を痛めてはいないだろうか・・・彼の事だから、自分の意図せぬところで他人を傷つけるなんてしたくないに決まってますから。
もちろん加害者が悪い
それは前提として間違いのないことです。
が、
ただ、ね。
今回のキャンセルによって
曲を楽しみにしていた闘病中の人もいる。その人たちもがっかりしただろうな、この曲を糧に頑張ってた患者さんもいたんじゃなかろうか・・・
※『地獄でなぜ悪い』は、闘病中に作成された歌なので、入院している方や、難病を患っている方々に力をくれる歌なんすよ。。。
今回のキャンセル劇
喜ぶ人もいる一方
強い嫌悪感を持つ人もいる
もうどうやってもみんなが納得できる答えなんかない。
そして絶対に分かり合うことがない対立構造・・・
今回の件が
”一つになろう”
とか
”絆”
とか
いかに胡散臭くしょうもないかを証明しているように思います。
だからこそ歌われる『ばらばら』は、まさに今ちょうどいいのかもしれません。
“世界は ひとつじゃない
ああ そのまま 重なりあって
ぼくらは ひとつになれない
そのまま どこかにいこう”
『ばらばら』はこんなフレーズで終わります。
ばらばらでいいんだ・・・
じゃなく
そもそもばらばらなんだ
と話しかけるように歌う。
絶望しきっているわけでもなく、厭世的になっているわけでもない。
かといって希望たっぷりでもない。ただ、何となく心に残る。
寂しい独りぼっちの帰り道、ぼんやりとともる街灯のように・・・
そんな歌です『ばらばら』
今回の事で『ばらばら』について検索していたら
この曲の魅力を現職の住職がウェブ記事にしてました。とても面白かったので是非
星野源『ばらばら』の歌詞は本当にすごい。僧侶が読み解いて思う「どうしようもない孤独」と「悟りの境地」
この稲田ズイキさんの記事を読んでて思い出したことがありました。
クリープハイプの『大丈夫』という曲に
”一つになれないならせめて二つだけでいよう”
というフレーズが出てきます。
で、星野源も、『肌』という曲で
”一つにはなれないなら~中略~二つしかなれないから”って歌ってたことを思い出しました。(『肌』より)
尾崎世界観と星野源
誰といても独りなんだろうな。でも、独りだということをちゃんと認めている。
だからこの二人は信用できるな、と改めて思った次第です。
さて、来年の豊富ですね。
来年は・・・もっと言葉を大切にしたいと思います。
勿論商売で利益を上げることも大切(つーか必要)ですが、そもそもお客様の心に届く言葉でなければ、心と同じだけ大切な不動産をお預かりできないですから。
そのためには本、もっと読みたいな。。。
という訳で今日はここまで。一年間お付き合いいただきありがとうございました。
よろしければまた来年もご贔屓にm(__)m
では。