2025年からの不動産購入は、覚悟が大事です。

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

年の瀬、今年の営業も今日を入れてあと三日です。

さすがに今年中に引っ越したい・・・なんてお客様はおりませんよ・・・ね?

さて、来年以降に住宅を持とうとお考えの方、このお休みは間取りを考えたり、展示場に行ったり、土地の情報を眺めたり。。。

なさるのではないでしょうか?

実はそれよりも大事なことがあります。特に来年以降です。

それは・・・

”覚悟”を持つこと。

これだけだとあまりに観念的過ぎますので、具体的に書いちゃいます。

耳が痛くなるようなことしか書きません・・・なんせ嘘はつけないものですから。。。

費用的な覚悟

①建材の高騰

これは言わずもがな・・・コロナ前から間違いなく3割程度は上がってます。

②事務手続きの費用の高騰

先日UPした通り、来春以降二階建て木造は100%構造計算が必要になります。

くわしくはこちら↓

知人の建築士に確認しましたが数十万~100万円は費用増とのことです。。。

③ローン減税対象外が拡大

住宅ローン減税を受けるための条件が厳しくなりました。本当はこの減税やめたいんだろうな…という意志が透けて見えます。。。

基本的に省エネ基準をクリアしないと対象外です。

マックス減税枠を確保するためには、

  1. 子育て世帯が
  2. 長期優良住宅・低炭素住宅を新築し
  3. 4500万円以上のローンを組む

この三つをクリアすることで、控除額がローン残高のMAX0.7%を13年間

・・・

きびしくね・・・

それよりも厳しいのが買取再販の中古物件

省エネ基準をクリアしないと完全対象外という超絶狭き門です。

これからは古い住宅を購入してリフォームのほうが、むしろローン控除受けられていいのかもしれません。※1981年1月1日以降の建築住宅で、ですが。。。

ローン減税についてはこちらご覧ください。

④ローン金利の上昇

ここ半年、じわじわ上がりつつある住宅ローンの金利。これからどうなるかは・・・インフレのさなかだと・・・うーん。。。

一つ言えるのは、変動金利で借り入れをしている方は、十分自分の支払いと金利の関係を理解しておく必要がある、ということです。

ここまでは、金銭的な負担、について書きました。次は精神的な覚悟です

精神的な覚悟

①人口減少

人口減少=市場が縮小する ということです。つまり、将来自宅をどうするか・・・のタイミングで『売却』の選択肢が今よりもずっと厳しくなる、ということです。

もちろんお持ちの住宅や立地でどうなるかは大きく変わりますが、もう20年もすると・・・

②維持・管理

購入=保有するということは、管理をする責任を持つということです。管理不行き届きの不動産について、以前よりも行政の目は厳しくなってきています。家は耐久”消費財”です壊れれば直す必要があるし、壊れないために先手を打つことも必要です。。。

③自然災害

日本に住む以上、何かしらの自然災害の発生は常に覚悟しなければなりません。地震もさることながら、大雨やら暴風やら・・・ある程度は保険でカバーできるかと思いますが、やはりマイホームがダメージを受けるショックは、賃貸住みの比ではないでしょうね。。。

・・・

・・・マジで水差し野郎ですね、ワタクシ。

マイホームでしか叶わない暮らしがあることは十分理解しております。

ワタクシだって庭でミニトマト位育てたいなぁ・・・と思ったり

誰もいない自分の敷地で素振りしたり縄跳びしたりしたい・・・と思ったり

ペット(なるべく長寿命なの)を飼育したいなぁ・・・と思ったり

屋根付きPええなぁ・・・と思ったりするわけです。

でも、それを維持管理する”覚悟”がないのであきらめております。いまのところは、、、

マイホームは、買ったらゴールではなく、暮らしのスタートでしかありません。

暮らしを継続しつつ責任を背負う覚悟がないと、これからは自宅を持つのはしんどいだけじゃないかなぁ。。。

ええ。

○○万円でマイホームとか、家賃勿体ない界隈の不動産屋とワタクシは違います。

一見聞こえのいいフレーズでかどわかしてクロージング・・・そんな仕事はしたくありませんので。

・・・

自宅を持つにあたって、出来ればちゃんと家族、特にローンに絡む方は必ずまじめに考えてほしいです。

だからこの年末年始はちゃんと話し合ってみてください。真剣に。

ワタクシはそういう方たちにはとにかく最善を尽くします。

もちろん、売りたいという方もネ♪

・・・

という訳で今日はここまで、今年はあと二回、更新頑張りマッスルノシ

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