皆様ご機嫌麗しゅう・・・
六月ももう半分ですよ。
さて今日の表題
どうつながるか乞うご期待
まずはクマ―な話題から。
「報酬が安すぎないか」日当8500円 猟友会がクマ駆除辞退 町は協議中 北海道奈井江町
これに対して
「赤字もいいところだ」奈井江の猟友会きっかけ波紋広がる“ハンター報酬問題” 町は依頼断念
で決裂後・・・
熊撃ちハンター”日当8500円” 地元猟友会と交渉決裂した北海道奈井江町でヒグマ目撃…住宅から約300メートル離れた場所に親子グマか 地元猟友会とは連絡つかず
いきなりリンク三連発です
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命を懸ける仕事に金を払わないって、どういうことだよ。。。
と憤りつつも、双方事情があるだろう、という冷静な視点を持たねば只のアレです。
で、この件とてもわかりやすい補足があったので引用します。
補足:奈井江町が提示した日当額は、単に熊を駆除するだけでなく、その後の運搬処理や解体、焼却処分まで含むものです。
一方、別の報道によると、北海道では札幌市が1回2万5300円、捕獲・運搬したら3万6300円、島牧村は1日2万6900円、緊急時は4万300円で捕獲報奨金10万円も加算されるとのこと。
そこで、ハンターにとって生命のリスクを伴う危険な業務である上、反対派から批判の矢面に立たされ、誤射など何か問題が生じたときには法的責任を負わされる立場なのに、ほかの自治体と比べると、あまりにも日当が低すぎるということになるわけです。
奈井江町は長年無報酬で協力してもらっている地元ハンターに出動を依頼するとのことですが、そこで トラブルが生じたときの法的責任の所在があいまいなままであり、町の対応には問題があります。とはいえ、奈井江町だけでは対処できそうもなく、補助金を含め、国や道庁の介入が求められます。
引用:熊撃ちハンター”日当8500円” 地元猟友会と交渉決裂した北海道奈井江町でヒグマ目撃…住宅から約300メートル離れた場所に親子グマか 地元猟友会とは連絡つかず コメント欄 前田恒彦氏
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大前提として、ボランティアという存在自体は尊い、尊敬すべきものだと思います。ワタクシにはできないことをやっている皆様には頭が下がります。
が
ワタクシ、ボランティアという単語を聞くと警戒してしまうようになりました。
ボランティアを”受ける”側が
無償で有志がやってくれる便利な存在=ボランティア
みたいな解釈になってはいまいか、と。
災害関連ではなく、イベント系のボランティアなんかは特にそう思います。
この奈井江町のケースも、今までボランティア(みたいな価格)でやってくれてたから、当然今後もやってくれると思い込んでいることが不幸の始まりなんですよね。
ボランティアは、手が届かない部分を埋めてくれるサポート的な存在のはずなのに・・・
が、初めからボランティアありきでことを進めるのは・・・
これと似たような話があります
それは
”サービス”
・・・業種問わず商売していてとても恐ろしいシステムです。
同業他社が始めたら、それに倣わなければならないし、一度始めるとやめられなくなる。。。
お客様の希望にこたえる、希望以上の仕事をすることは、素晴らしいことだし、敬意をもちたいです。
が、
無料サービスだからやってもらってる
無料でサービスするのが当たり前だ
そういう考え方自体が、20年以上続いたデフレの原因なのかもしれませんね。
欧米出羽守ではありませんが、これからはサービスに対して正当な対価を支払う欧米に近づかなければならないのではと思います。
宅配サービスしかり
飲食店しかり
不動産屋しかり・・・
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ようやく不動産ネタにつながった(おい)
契約書に記載のないことは無償でやってもらう
が当たり前になってしまうと、契約書がガッチガチになって、双方が不幸になってしまいますから。。。
実際不動産の賃貸借契約書は、どんどんそうなってきてます。
これからはサービスに、正当な報酬が支払われるようになることを切に祈っております。
と、同時にこのくらいタダでやってもらって当然・・・という思い込みを排除しなければならんです。自戒の念を込めて。
では今日はここまで Cyaoノシ