皆様ご機嫌麗しゅう・・・
今日は信じられない暑さでしたね。27度て・・・
まだ4月やぞ…地球さん、もう少しお手柔らかにたのんます。。。
さて、
突然ですが
みなさん、カラオケ最近いきました?
ワタクシも大学時代、一人で四時間半ヒトカラに行くほどのカラオケ好きですが、社会人になってからはあんまりいかなくなりましたね。。。スナックで歌うほうが圧倒的に多いです。
皆さんそんなもんですよね?スナックで歌うくらいですよね?
そもそも、好きでもない人を誘うのはハラスメント扱いされかねませんから、
カラオケ行こ!と誘われること自体が超絶希少ですよ。
ましてやヤクザにカラオケ誘われなんて・・・
・・・
・・・
そんなあり得ない設定の映画
それが『カラオケ行こ!』です
あらすじは・・・
合唱部部長の岡聡実(おかさとみ)はヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?
引用 公式ホームページより
改めて読むと・・・
荒唐無稽・突拍子もない設定よね。。
カラオケボックスで友情を深める中三とヤクザですよ・・・
が、荒唐無稽に思えなくなってくるんです。
たぶんそれは岡君の葛藤・苦悩もちょいちょい挟まってくるからだと思います。
中学校は変化が多い時期・・・そして自分自身のことが一番わからないですからね。そんなもやもやが生き生きと描かれております。
そして綾野剛のヤクザ役・・・
無駄にかっこいい
スタイルが良すぎる。ツーか足が長すぎる。あしながおじさんか。
色々ありつつ、運命の日(カラオケ大会ね)を迎えるのですが・・・
のラスト・・・
すげーよかったです。
魂の叫びがすごかった。ずるいよあーいうの。。。
一切ネタバレしないで書くのがむずかしいのですが、泣き虫オジサンのワタクシ、号泣まではいかずとも泣けてきましたよ・・・
設定が特殊だと、いわゆる出オチみたいにしりすぼみになりがちですが、最後までフルスロットルでした。時間を忘れて視聴できるいい映画だったな。。。
エンドロールの脚本家で納得しました。野木亜紀子さんが脚本。。。
そら面白いわな。
エンドロールに脚本家『野木亜紀子
エンドロールに脚本家『野木亜紀子
余談ですが、ドラマ・映画のエンドロールに脚本家『野木亜紀子』『安達奈緒子』『岡田 惠和』『宮藤官九郎』がクレジットされたときの安心感たるや・・・
星野源と綾野剛のバディーだったドラマ『MIU404』も面白かったもんなぁ・・・
・・・
話は変わって
この映画でたびたび流れる『紅』
ワタクシちゃんと聞いたことが無かったんです。いままで
バカ高キーの一種カラオケ拷問的な曲やろ(マジスミマセン・・・)くらいに思ってました。
が、ちゃんと聴いてみると、いい曲じゃないですか。。。
冒頭の英語詩の意味がわかると全然印象が変わるんですよ。紅って、そういう意味だったんだな・・・
と、大変勉強になりました。
最後に『カラオケに行こ!』
笑って泣ける(泣ける、は多分俺だけ)、よきエンタメ映画でした。
この映画を見終わったら絶対好きになっていると思いますよ。
『紅』と『カラオケ』と『綾野剛』・・・
と
綾野剛に似ているといわれたとのあるワタクシのこと
・・・
・・・
という訳で今日はここまで、
いやぁ、映画って本当にいいものですねノシ